2011年8月23日火曜日

吸血アブ




アブにもいろいろいるらしい。
花の蜜を吸う温和しいアブもいれば、牛や馬・鹿、人の血を吸うアブもいる。
ハナアブといわれているアブは別の種類らしい。
蚊と同じで吸血するのはアブの雌だけとか。

主に吸血するアブの種類は

ウシアブ、アカウシアブ、シロフアブ、イヨシロオビアブ、キンイロアブ、メクラアブ、ゴマフアブなど。

大型のアブはウシアブで17~25mm、もっとも大きいのはアカウシアブで20~30mm。
中型アブはシロフアブ14~19mm。
小型アブはイヨシロオビアブ以下で9~12mm。

わたしたちが四国の山に登っていて、つきまとわれるのは大型のウシアブ、そして小型のイヨシロオビアブがほとんどのようです。
一旦、つきまといだすと彼女たちはねちこい。
追っても振り払っても痛い目に会わしてもしつこくつきまとってくる。
ストーカーになったことも狙われたこともないのですが、たぶん?そのくらいにねばちこい。

おもしろいのは鹿だ。
彼らは、アブに吸血されると、可能な限りそのアブを食べてしまうそうだ。
なぜ?
鹿に聞いてみないとシカとは分からない。

噛むときは衣服の上からも噛む。
痛くて痒くて、人によって多少異なるが一週間は腫れ上がる。

殺虫剤で殺すことは出来ても寄せ付けないようにする対策は…ない。

動物たちが発散する二酸化炭素を嗅ぎつけて近寄ってくるのだそうで、馬小屋とか牛小屋とかキャンプ地とかでは、あらかじめ二酸化炭素の塊のドライアイスを置いとけばわんさか寄ってくる、そこを一網打尽にする手もあるとか…。
山歩きには無理だな。


 ※ブユ…ハエ目(双翅目)・カ亜目・ブユ科の総称で、これも約50種類もいるらしい。
 大きさも1~5mmとさまざま。
 関東ではブヨ、関西ではブトというらしいが、四国では一般的にどう呼んでいるんだろうか?愛媛ではブトと呼んでいるようだが?ブユと呼ぶのが無難かも。


ST*2、W30*1

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