2010年12月31日金曜日

大晦日

飯野山薬師堂

歩く道は真っ白
今日もたくさんの人たちが
訪れてました。

山枇杷の 硬い花芽にも雪

準備万端のお大師さん

一足早くお詣りを済ます若きカップル

何時間か後には大勢の善男善女たちが
一年の煩悩を洗います。

2010年12月30日木曜日

火の用心


今日も夜にわんちゃんと散歩
溝に落ちて消えないように右側通行の
左側を歩いてもらった
    
風が吹く田舎町に
消防車が鐘を鳴らし赤いパトライトを作動させて
ゆっくりのんびり巡回してる
  
こんな日に火事になると
風の勢いで、たちまちに燃え広がってしまう
火の用心、ご用心

2010年12月29日水曜日

わんちゃん


犬も歩けば棒に当たる
  
夜遅く散歩に出かけた
歩く道は少し暗かったが見えないことはない
一匹と一人がトコトコトコ
横を歩いていたわんちゃんの姿が
突然見えなくなった。
  
犬も歩けば溝に落ち込む
   
※写真は本文とは関係のないわんちゃんで
三嶺の名犬チビ(シロ)でした。

2010年12月28日火曜日

温泉


寒くなるとお風呂が恋しい
出来たら大きな銭湯か温泉に行って
一週間くらいのんびりくつろぎながら
浸っていたい。
そんな温泉が東北にはあるらしい。
東北、今頃は雪に閉ざされているんだろうな~。
シバレル朝、そんな朝は迎えたことがない。
どんなに寒いんだろう。

2010年12月22日水曜日

あっちの山から


あっちの山から こっちの山から
赤い父っちゃん 大人づれで
一でよいのは 糸屋の娘
二でよいのは 肉屋の娘
三でよいのは 酒屋の娘
四でよいのは 塩屋の娘
五でよいのは 呉服屋の娘
六でよいのは 蝋燭屋の娘
七でよいのは 質屋の娘
八でよいのは 鉢屋の娘
九でよいのは 櫛屋の娘
十でよいのは 豆腐屋の娘
豆腐かついで えっささ もっささ
                    <手鞠歌>

2010年12月21日火曜日

a certain discussion


人間はいろいろな環境の中で
様々な価値観を持って生きている。
当然に考え方も異なっており
だからこその社会なのですが
その社会はいつまでも一つところにはとどまっていない
いつもある方向に動いている
それは民主主義的で、開放的で
前向きな姿をしている。
ときには閉鎖的で観念的で排他的な
出来事などもあるのだが、それはいつか
淘汰される。

2010年12月20日月曜日

GPSログ考


GPSで山登りすることはかなり普及し、夏はもちろんですが
特に冬山を目指される方には欠かせない
貴重なものになっている。
山を歩くとき、即座に自分の現在地が分かるし
高度・方位・進路・時刻・歩く距離・歩いてきた奇跡・
等高線による地形の把握・ルート・滝・湖・崖などが分かる。
最近の山での事故・遭難(スポーツ、山菜採り、
観光、学術研究調査なども含む)
を考えるとこの貴重な機器を使わないこと自体が
ナンセンスな時代になってきているように思える。
もちろん、高価なものですので、なかなか購入できる
ものではありませんが、最近はかなり安くなって
きているし、そのうち、知らない街へ出かけたり
旅行するのにも欠かせないものになるものと思います。
おそらく、それは携帯電話に付加されるときも
くるのではないでしょうか。
   
ホームページやブログを開設して
積極的にコミュニケーションを楽しんでおられる方は
これを使って、過去の記録として残したり、
またログを公開、あるいはデーターを交換したりなどもして
一層山登りの際の安全を確認したりしています。
この結果、おそらく、山登りをされている方は相当に
特定の山に対して事前の詳細な情報を把握でき
安全に山に登ることができているのではないでしょうか。
わたしもその一人なのです。
  
一方で、最近の登山人口の急激な増加で
オーバユースによる登山道や尾根・沢などが
荒れてきていることも事実で問題になっています。
トラックログを公開することによってこれを見た方が
刺激され山に入る方が増える、あるいは
一般的なルートでないところへ入る方が増える、
必然的に山は荒れるとして、警鐘を鳴らす方も
おいでるようです。
  
随分と古い言い方ですが、人間が発明した、あるいは
開発した文明の道具は数え切れないほど多々ある。
機関車、電話、電気、飛行機、時計、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、車
船、ロケット、ときには鉄砲、ダイナマイト、究極には原爆などなど。
  
このどれもが、大なり小なり、功もあれば罪もあります。
車はどうでしょう、これがなければ交通機関がない
田舎では生活ができないほどのものですが、
一方では交通事故発生がおおよそ73万件
負傷者が90万人、死亡者はざっと5000人
これほどの犠牲を伴って、なおかつ、車が走る道は
ある意味で多くの自然を破壊し続けてきたでしょうし
、今も尚進行が止まっていない。
ダイナマイトはどうでしょう、山を切り開き
橋や道路を作ったり、鉱山を開発したし、しかし
その裏では発明したノーベルさんの意図に反して
戦争に使われ、何百万人何千万人の方が命を失っています。
原爆はどうでしょう、かたやそのとおり、究極の殺人兵器です。
しかし、原子力発電なくして、水力・火力・風力などだけでは
まかないきれない状態です。
ものには必ず功と罪がある。
自然界にも存在する薬草は薬にもなるが毒にもなる。
要するにそれを使う人間次第というわけですが、
GPSによるログの公開がそれほどに罪になっているんでしょうか?
本当に自然を汚し破壊し続けているんでしょうか?
まったくない、ゼロとは言い切れませんが、
それははなはだ申し訳ないが間接的なものでしかないはずです。
間接、それも山を愛する人が静かに歩いている方がほとんどです。
GPS、安全と生命とを守る事に対する
功の部分を上回るような罪で危険なものなんでしょうか?
仮にもしも罪だとしたら、目を悪くし、
コミュニケーションのない一方通行の、
家に閉じ込めてしまうと云われているテレビ、
あなた止めますか?いまだに交通戦争を引き起こしている車
と開発が止まらない道づくり、あなた乗ることを止めますか?
パソコンも相当に目に悪い機械ですし、ネットはある意味
犯罪の温床にもなっている今日です。
ネット通信もホームページもブログも止めますか?
ホームページやブログそのもが公開であり
なんであれログ抜きの記事そのものが
間接的に人を刺激し、動かしていることも
考えてみたことありますか?
ログの公開が悪いというならホームページや
ブログの公開も否定せざるをえないのではないでしょうか?
むしろ、公開することにより、いままでにない
新しい世界が広がり、コミュニケーションが深まり
安全に対する認識やその他のさまざまな議論も
深まるのではないでしょうか。
それは、テレビではあり得ない、全国、全世界の人たちとの
コミュニケーションの新しい在り方です。
誰にも止めることなどできないでしょう。

2010年12月19日日曜日

走り納め


今日はサイクリングクラブの走り納め
塩入温泉まで走ったので
温泉に入って、レストランで忘年会
と思ってたら、これが大間違い
先輩が時刻がまだ早い、もう少し走ろうという。
お腹というものは正直なもので
温泉の玄関先でグーと鳴る。
  
空きっ腹を我慢してまたまたひとっ走り、
隣町まで帰り、某レストランで開催。
ビールと熱燗を少しだけいただき
おいしい料理にご満悦でした。
  
いい一年でした、来年もみんなで元気に走りましょう。

2010年12月17日金曜日

功と罪、表と裏


山を歩いていると、さまざまなものが目に付く。
登山道の脇に打ち付けられている道標だけでなく
石を積み重ねてのケルン
岩に白いペンキ、赤いペンキ
山頂にたつと、あちこちに登頂記念のプレートや
二つも三つもの山頂標識。
    
色とりどりのテープ、ピンクは林業関係の
方がつけられたものが比較的多い。
白、これも主に木材伐採時に木に目印のために
つけたものが多い。
黄色、もしくは黄色と黒は林野庁とか
国土地理院の方などがつけられたものが多い。
青、これは自治体の方が境界調査等で
つけられたものが多い。
      
いずれも仕事のためだが、その多くは
仕事が終わっても放置されていたり、
また、ときにはそれらの踏み跡に
空き缶や一升瓶などが転がっていたりもする。
      
一方多くの登山者はなぜか
赤テープを使用することが多い。
しかし、そのほとんどが、テープ本来の目的である緊急時の
道迷い防止対策として着けられているようには見えない。
わたしもザックに非常時用にと
テープと鋏を忍ばせてはいるがまず使ったことはなく
今では緊急対策として必要なのかどうか
疑問に思うこの頃です。
      
どうにかすると、テープなどは折角の素晴らしい自然の
景観を台無しにしているなと思う。
おそらく、どれもが人間の勝手都合による処置であって
結果的に自然を大切にする行為ではないようです。
    
しかし、しかし、一方で山頂標識やケルン、
そしてテープが適切に施されていれば
満ち迷い、あるいは怪我を負った不安に駆られた
登山者がそれによって随分と助けられたということは決して少なくはない。
一つの行為、あるいはなんらかの情報提供は
ある人にとっては無意味もしくは非常識に写ってしまうが、
別なところでは人道的なもの好意的必然的なものとして重宝される。
     
ありとあらゆる行為・物事には一方では
罪であり一方では功でもあるのですが、
人の介在する物事や行為にはややもすると
行き過ぎがあって、だからこそ自制と規制が求められる。
しかし、得てして、人というものは自己中心的で
自制や規制をもっとも忌み嫌ってしまう。
     
モラルやマナーに訴えても
それだけでは不十分な場合があって、
もちろん幼い頃からの教育や社会的な環境作りも大切ですが、
最後には法律と罰則に頼らざるを得ない。
     
法律と罰則を作っていても、例えば山の植物を採取することは
犯罪行為なのですが、社会的モラルが低く、また規制する仕組みも
まったく不十分なため、一向に盗掘が減らず、絶滅危惧種が増え続けている。
もっとも嘆かわしいのは行政による自然開発、もしくは業者への
事業認可ではありますが…。
     
一方でわたしたちが最も気をつけないといけないことは
モラルを説く人間が、モラルを守っているかどうかだ。
自分のしている行為、それを知ることも
把握することも反省することもせず、
人に説教したり、求めたりすることをしてはいないだろうか。
また、ただただ自分の立場を守りたい、それだけに
執心して物事を判断していないだろうか、あるいは
そう思われても仕方のない行動をしていないだろうか。
    
人とは本音と立て前、表と裏があって、
それが故にきれい事を並べ立て勝ちなのです。
最も恥ずべき行為はもっともらしい理屈事を並べ立てて
人を責めることですが、
それは、先ず自分自身に当てはめないといけない。

2010年12月15日水曜日

山岳遭難


山岳遭難は年々増え続け
今年も最多を更新しているようだ。
しかし、内容をみてみると
その事故の中には
山菜採りによる遭難、観光による
遭難などのウエイトも大きい。
最近のもっとも新しいニュースでも
こんな話題が報じられており
日本人のマナーの悪さ、常識のなさが問題になっている。
12月10日、山梨県西沢渓谷で観光目的で
遊歩道を歩いていた家族、2人滑落死亡、
1人は低体温症だったが命には別状なかった。
この西沢渓谷は12月1日から積雪と凍結のため
入山禁止にしていたが、入る人は絶えない。
入山した家族の服装は軽装で山の装備はしていない。
どうやら普通の靴で凍結した遊歩道を歩いてて
滑って斜度45度の渓へ150m滑落した模様。
事態は深刻、11日にさらに「通行禁止」措置をとったが
入る人は絶えず、通行禁止ですよと注意しても
「自己責任で入りますから」とか「以前にも入ったことあるので大丈夫」とか
制止を振り切る人が続出しているらしい。
遭難騒ぎで上空にヘリが飛んでいようがおかまいなし
なかにはカメラを持って入る人も
いまも、まだトレランとか犬の散歩で入っているとか…。
考えられないことが起きている。

2010年12月14日火曜日

はがき


この時期になると舞い込むはがき
だんだんと寂しくなるよ
  
「受け箱の傍たたずみて喪の知らせ」

2010年12月11日土曜日

断捨離


不要なものは購入することを断ち、
要らないものは捨て、物欲から離れる。
    
例えばキッチンを見回してごらん、
包丁何本あります?お皿やお茶碗、湯飲みやコップ
どのくらいあります。
このなかで日頃使われている物は
戸棚にしまわれた物が山のようになってませんか
衣類は?電気製品は?洗濯や掃除道具は?カー用品は?
趣味に使っている道具類は?
子どもたちのおもちゃは?などなど。
  
言われてみて見回してみるとなんと多いこと、
それらの一つ一つ、あれば便利…、しかし
使われているのだろうか?
家の中のあちこちに山のようになっていて
どこになにを仕舞ったのかさえ分からない
そんな家庭にいつの頃からかなっている。
  
断捨離、物欲から離れて
もう一度簡素で快適な生活とはを
考え直してみることも大切。

2010年12月10日金曜日

散歩


じわりと冷え込みが厳しくなり
早朝の散歩も出かけるのに
わざと力を入れ、かけ声がいる。
これも一緒に散歩に行く
わんちゃんが喜んでくれるから
それがないととても行く気持ちは起きない。
わんちゃん、そんなことなどおかまいなし
今日は三度も気張った。
うそやろ、こらえて~。

2010年12月9日木曜日

初冠雪


とうとう阿讃山脈に雪が積もった
慌てて納屋にしまっていたスタッドレスを
取り出し、近くの洗車場に。
タイヤマンさんでしてもらえばあっという間に
履き替え作業をしてくれるが、ここは節約
自分でジャッキで持ち上げ
一本一本履き替える
40分で済んだが、やっぱり腰にくるわ~。
うっし、これで冬山もOK~。

2010年12月8日水曜日

あといくつ寝ると…


人は分からないものだ
それまでなんの問題もなく幸せに
生活していたのに
ある日突然に不幸が訪れる
その日から苦労の連続
日夜苦労をし続けて
またいつかの日に幸せが訪れてくれれば
いいと願いつつも、その日がいつなのかは分からない。
身近なところでそんなことが起きるのを
見るのは忍びない。
    
交通事故と健康にはどれほど注意しても
注意しすぎることはない。
もしも、自分の身に何かが起きてベッドに伏して
家族を苦労のどん底に落とし込むぐらいなら
即座に死んだ方がまだ家族は
一時的に悲しむ程度で済む。
そんなことをふと思ってしまう
世の中は世知辛い。

2010年12月7日火曜日

師走


12月はやっぱり気ぜわしい
あれもしてこれもして
それもして、一年の締めくくりです。
翌年に持ち越さないように
早め早めに段取りしなきゃ。

2010年12月6日月曜日

お医者さんがお友達に?


久しぶりのお医者さん
10時に受付して終わったのは
午後の3時近く、半日潰してしまった。
お医者さんから云われた言葉に
加齢による症状
世間でよく言い継がれてるが
だんだんと悪くなる目、歯、足
ンゲゲゲッ、すると次は…。
お医者さんと末永~く
お友達になる年代になったわいわい。

2010年12月5日日曜日

サイクリング


早朝はちょいとひやこかったが
お昼が近づくにつれ
一枚脱ぎ、二枚脱ぎ
走るにつれ、坂道を上るにつれ
汗が噴き出す。
今日はいい天気
弥谷寺から詫間の加嶺峠を抜け仁尾の
海岸を眺めながら…。
走る爺さんたち賑わしい。

2010年12月4日土曜日

秋晴れ


強風と横殴りの雨を伴った低気圧が
去った後の山道は枯れ枝と枯葉が積り
薄い踏み跡を覆い隠してしまった。
直感とヤマ感に頼りながらも
地形を確認しながら歩く作業は結構楽しく
僅かに吐く息の白さにも熱が篭る。

2010年12月3日金曜日

柚子


桃栗三年柿八年 柚子の大馬鹿十八年
  
昨日、剪定をしていたらすっかり涼しくなった葉陰から
なにやら丸くて黄色いものが
ありゃりゃ、実がなってるわ
亡き母が実生で植えてから何年経ったのかな
それくらいの年月は経過したかもしれない。

2010年12月2日木曜日

サザンカ


キリギリスくん、夏にしっかり遊んだはずなのに
この時期になっても元気
この花、山茶花と書くはずですね
どことなくお茶の花にと思ってたら
山茶花もお茶もツバキ科でした。
   
さざんかさざんかさいたみち
たきびだたきびだおちばたき
あたろうかあたろうよ
しもやけおててがもうかゆい♪
   
もうすぐピープー木枯し吹く冬
ほかほかの甘~いお芋さんが懐かしい季節です。

2010年12月1日水曜日

ノジギク


いまから30年前、わたしの働く会社にある若者が面接試験に来た。
耳にはピアス、指輪が華奢な指をひときわ引き立てている。
周りの誰もが、彼の姿を見て驚き、勤める場所を間違っていると思った。
そんな彼は後日採用されたが1日だけ勤めて辞めていった。
  
当時は茶髪が若者の間で流行っていたが
会社も世間も田舎ということもあってかそれを
受け入れることができず、非難の目だったし
勤め人は勤め人らしく日本人は日本人らしく黒髪にせよ、だった。
  
あれから30年(どこかで聞いたセリフ)
いまではお堅い職場で働く人ですら口髭に
あごひげ姿で働いている。
茶髪やピアス、指輪でさえ非難した当時の上司や
町の人たち、すっかり受け入れ
それどころか、自分たちが積極的に新しいフアッションを
身につけているようです。
人の考え方や常識というものは時とともに変わりやすく、
時代のうつろいははやい。