2011年7月24日日曜日

お墓掃除



お盆が近づいている、台風で延期していたお墓掃除に行こう。
早朝の涼しい内にと思い、眠い目を擦り擦り、掃除グッズを準備。
ゴミ袋、鎌、軍手、箒、蚊取り線香にアースジェット、ちりとり、長袖にタオルを頭から巻き付けその上から帽子、準備万端。
実は掃除するお墓には誰も入っていない。
都会の兄のところで生活していた母は、都会に自分用の新しい墓地を作って、さっさと田舎の墓地を捨ててしまった。
その田舎の墓地には、その母の連れ合いである父が眠っていた。
生前はこの二人は相当に仲が悪く、母は同じ墓地に入ることをどうも嫌った結果ではないかと思えた。
しかし、わたしはそんなことお構いなしに、役場に届け出をした上で、父の遺骨を取り出し、母の眠る墓地へ転居してもらった。
たぶん、父も母も生きていれば、そんなことは望まなかったし、ひょっとすると…お墓の中で大喧嘩?

早朝のこともあって、お墓掃除は汗も掻かずに、わりと短時間で終了。
心なしかガランとしたお墓を眺めつつ、ふと都会での墓地に眠っている二人のことを考えてみた。
ま、君たち、生前はいろいろとあっただろうが、一応は俺たち兄弟を産むにいたったこともある仲のいい時もあったのさ。
人生いろいろね、気にしないで~。

さ~て、この墓地どうなるのだろう。
先々、わたしもこのお墓にたぶん(ちょっと判らないが)入らないのではないだろうか、このままだと、本当の無縁墓になりそうだ。

取りあえず、お盆には誰も帰ってくる予定もないのだが、あれやこれやとお盆を迎える準備だけは終わった。
今年は自分たち用に花火などを買って、庭で蚊取り線香などを焚きながら楽しむ事にしよう。


S・R-22*5、ST*2、W30*1、DB11*5、F12*5

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