2013年1月17日木曜日

遺言状

 
善男善女も煙のなか
燻されて
すべての煩悩が…
炙り出されます
 
煙の向こうは煩悩だらけ、あれれ?
いやいや、これでいいのです
さて、わたしも頭から被りましょう。
 
 
ところで瀬戸内寂聴さんがこんなことを言ってます。
 
皆さんのなかには、いつ自分が死ぬかもしれないから、
遺言を書いておこうという方がいらっしゃるかと思います。
もし、たくさんお金がありすぎて困っている人は、
あとで必ずもめますから、どうぞ書いてください。
でも、よく考えてみますと、その遺言状がないために子どもたちが
大喧嘩になったとしても、そんなことは気にすることはありません。
もめるころには、もう自分は死んでいるのですから、
もう知ったことではない。
放っておけばいいのです。
 
私は、遺言状は書かない主義。
死んだ後のことより、今を一生懸命に
生きたらいいのです。
 
親が死んで、財産争いをするような兄弟姉妹は、
何があっても、どうせ最後は仲違いします。
自分が産んでしまったのですから「勝手に喧嘩しなさいね」
くらいのことを言い遺しておけばよいでしょう。
「子孫に美田を残すな」といわれます。
子どもに財産を残すとろくなことはありません。
お年寄りは、もしも自由になるお金があるならば、
一生懸命に使い果たしなさい。
使い果たせばいいのです。
入居料の高い老人ホームでも、いちばん安い施設でも何でもいい。
ご自分にとって快適なところへ行くのです。
そうして、幾つになっても恋をしましょう。
どうせ子どもにあげちゃうのなら
好きなオトコに貢ぎましょうよ。
 
死んだときにはなにもない。
そのほうが、きっとせいせいします。
 
-あおぞら説法Ⅱ-
 
 
 
わたしゃ、子どもに遺すお金も老人ホームに行くお金も
オンナに貢ぐお金もないのよ。
なんにもない。
すでにせいせいしてますよ。
いつ死んでもいいのっす。
といいながら、いざそのときには死にたくないと暴れて
泣き、わめき倒すのです。ヌハハハ
 
遺言状いりませぬ。
 
死んだときは蹴飛ばして
川原に転がして土被せておいておくれやす。
 

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