2014年2月11日火曜日

屋島で出合ったイノシシ

 
今日は曇りがちの天気予報
遠くに出かけることは諦めて屋島を歩くことにしましたが
まだ歩いたことのない旧遍路道を辿ってみることにしました
この道はドライブウェイなどが出来て以来歩く人が少なくなったのか
荒れていましたが、近年整備され歩きよくなったとか
 
 
起点としたのがここ屋島東にある安徳天皇社
源平合戦屋島での戦いのおりに
この辺りに行宮を建て陣営を作った場所だと云われている
84番屋島寺から85番八栗寺へ向かう遍路道であっただけに
歩く道にはところどころに屋島寺への道標が立てられている

 
最初は閑静な住宅街のアスファルト道を歩くが
だんだんと坂道は急坂になってきて
簡易コンクリ-ト道から山道へと入る
石段があったり、根が張っていたりお地蔵さんがあったり
歴史を感じて退屈しない

 
やがてドライブウェイを横切って
屋島山上の遊歩道に出るが
そこにはお地蔵さんが4体、傍にはどなたが作ったのか
真っ赤なサザンカの花を頭につけた小さな雪だるま
4体のお地蔵さんの一番右端は小さなお地蔵さんで
お顔が小さ過ぎるのか涎掛けが覆面姿になっていました
そこから少し進むと五剣山を眺めることができ、
さらに屋島合戦場の壇ノ浦を見下ろすことの出来る談古嶺に

 
北嶺のウバメガシなどの茂る道を辿り、遊鶴亭へ
今日は西回りで途中高松の町並みや
女木島男木島を眺めながらでした

 
遊鶴亭からは眼下に長崎の鼻
そして瀬戸内海の島々が一望できる
行き交う船、悠久の今

 
何人かの方と挨拶を交わしながら長崎の鼻にある砲台跡へ

 
帰り道
つぶらな目をしたイノシシに出合いました
人になれているのか、あとを追ってきます
たぶん、ここに訪れるみなさんが食べ物を与えてるんでしょうね
少しやせ細っていて可哀想でしたのでバナナをあげましたが
プイッとそっぽをむかれました
おまえ、甘い物ばかりでなくなんでも食べなきゃ
生きていけないよ。
もう少しすると春、筍がたんと生えるから
山にかえんなさい、ね。 

0 件のコメント:

コメントを投稿