2013年11月26日火曜日

山での重ね着

 
 
 
 
ザックの中に着るものはこれだけをしっかり
入れて、歩いている方が結構多い
雨対策用にというだけでなく
風対策にもそして寒さ対策にもということで
重宝にしている
なので間違いではないのですが
しかし、カッパは万能ではない
 
実はカッパは寒さ対策にはならないのです
ヤッケの上に直接これを着たり
薄いシャツの上にカッパを着ても
寒さを防ぐ効果は極めて少ないとのこと
 
温かくするにはカッパの下に
空気の層を作ってやることが大切で、
フリースやセーター、薄手のダウンなどを間に着ると
効果抜群
逆にフリースやセーターだけでは
これも風があるときは効果がないので要注意
 
低体温症で亡くなっていった人たちには
折角ザックにフリースなどを入れていても
使用していなかったという悲劇も起きている
おそらく、疲労困憊状態で低体温症に陥ったことに
気づかずに急激に体温が低下したものと思われる
もしくは雨や強風下でカッパを脱いでその下に着ることが
困難な状態にあったかのいずれかのようです
 
 重ね着は寒さ対策としての重要な手段
夏山でも低体温症になるくらいですから
これからの冬山はことさらのようです

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