2013年11月10日日曜日

山での危機管理<低体温症>

 
 
暑い山での熱中症に対して
寒い山で気をつけるのが低体温症
しかし、どんな症状が出るのかよく分からないのが
正直なところです
 
前兆はさむけと震えが始まり
カメラのシャッターが押せなくなったり
紐が結べなくなったりする
 
震えが激しくなり
歩行がよろめいたりし出す
 
震えは止まるが、歩行困難で会話が支離滅裂
 
呼吸が半分以下になり
昏睡状態が始まる
 
そして仮死状態になり、心肺停止となる
 
救護するには早い段階で風雨や風雪から逃れ
濡れた衣服を着替え
毛布などでくるんだりして
さらに熱中症とは反対に
頸部、脇、股の根本を温めたり
温かい飲み物を飲むなど
とにかく温めることが大切ですが
重症な患者には急激な加温は厳禁だそうだ
いち早く救出し病院へ運ぶことが一番のようです
 
熱中症も低体温症も
それぞれ夏山、冬山に限って起きるということではなく
気象条件によって起きるので要注意
 
休息をこまめにとったり
雨などで濡らしたりしない心がけとそれぞれの装備が必要です
そしてなによりも前兆の段階で早め早めの対策が大切なようで
その時期を逃した結果行動を続けて重症化してしまう
そうなると助かるものも助からないということでしょうか

0 件のコメント:

コメントを投稿