2012年6月29日金曜日

登山にも、ある遺伝子が欠かせない


8000m級の山に、無酸素で登る人がいる。
これは優れた音楽家や画家、オリンピックに出るスポーツマン
たちと同じで親から受け継いだ遺伝子が必要で
その人たちが厳しい訓練を受けて達成できること

普通の人がどんなに努力を払っても
できることではない、せいぜい7000m辺りまでのようだ。

血圧などの調節に係わる酵素に
アンギオテンシン変換酵素というのがあって
I型とD型があるそうだ。

両親から受け継ぐと
II、ID、DDのいずれかになるが
Dは働きが弱い遺伝子なので
ここではDD型は不向きとなる。

データがでている。
ヒマラヤ高峰の無酸素登頂に
成功した登山家を調べたところ
II、IDばかりで、残念ながらDD型は一人もいなかったそうだ。

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