2012年6月20日水曜日

死語


心中という言葉は最近はやらない
それどころか死語になっている。
昔は心中がえらいこと流行っていた
江戸時代なぞは
心中に失敗すると死罪になったというくらいに
多かったらしい。

身分が違いすぎて
親の反対で結婚できない若者が
悲観してというのもあったが
それだけでもなさそうで
当時、不倫は日常茶飯事
「町内で知らぬは亭主ばかりなり」の川柳は有名。
不義密通がみつかると死罪となってはいたが、
実際には御上に届けず当人の間でお金で解決したらしい
これをいいことに自分の女房を
わざと間男させて現場を押さえて
お金を搾り取る生業も出てきたりしたが
これは余談で、心中した男女もあったようだ。

現代でも同じく不倫は日常茶飯事?のことだが
心中しようというような切羽詰まったものでもない
若者たちも親の反対などそんなものはない、
出来ちゃった婚が当たり前のご時世。
親も一生独り者でおられるよりは
誰でもいいからくっつけば安心てとこかな。

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