2012年7月21日土曜日

Yの化石化



この世の生物のほとんどは
雄しべと雌しべがあって、
オスとメスがいて
次の世代に遺伝子を引き継ぐ

しかし、現代科学はオスなど不要になりつつある
特に人間社会では女性だけで
遺伝子を引き継いだ次世代の子どもを
つくることができる。
いまのところその遺伝子は男性と女性が通常のセックス
(特別なセックスがあるかどうかは知らないが)
で得た50%50%の遺伝子引き継ぎだが、
一人の人間から100%引き継ぐことになる。
近い将来、優秀な遺伝子の自由な組み合わせによるクローニング
も可能になるにちがいない、と思われる。

いわゆるデザイナーベイビー
それは核のない卵細胞に
優秀な遺伝子を組み合わせた核を埋め込むことによって
つくられるクローン人間だ

一昔前にはクローン動物や遺伝子組み換え食物
といえば非難囂々だったが
いまは、遺伝子組み換え食物などは
人類はなにもなかったかのようにして食べている。
まだ数は少ないがすでにクローン牛や豚も食されている。

クローン人間はもうすでに
この地球上のどこかで生活をしている可能性を
否定できなくなっている時代なのだそうだ

セックスレス社会が味気ないかどうかは別として、
優秀な子ども、特にYXよりはXXが病気に強く
長寿であり、ストレスに強く、コミュニケーションに優れ、
細やかな愛情に溢れているということからも
あらためて男は不要という社会がくるかもしれない。
男の持つ筋力・瞬発力・敏捷性・闘争本能などはもはや無用の長物なのだ。
優秀な遺伝子は求められてもY染色体を求める必要など無い
そうなるとYは研究用に保存されるようになるかも。
Yは恐竜並みの貴重な化石だ

常識はいつかどこかで必ず覆る

 
                    -ヨツバヒヨドリ-

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