2011年3月22日火曜日

東南海地震…


今世紀初めに起きるだろうと
予想されている東南海地震
いったいどのような地震なんだろう
過去の地震から想像するしかないのだが
それは極めて難しい。
   
1854年12月23日に起きた安政東海地震
そして32時間後に発生した安政南海地震
M8.4、津波9m、死者は5000人以上と言われているが
詳しい資料はない。
  
1944年12月7日には昭和東南海地震
M7.9、死者不明1223名、住宅全半壊流失消失57248戸
津波9m
1946年12月21日に発生した昭和南海地震
M8.0、死者1330名、住宅全半壊消失火災39127戸
津波は4~6m。
特に昭和東南海地震は戦時中であって隠蔽され詳細な資料はない。
  
もしも、駿河湾沖の東海地震、紀伊半島沖の東南海地震
そして四国沖の南海地震が、今回の500kmに及ぶ
北陸関東地震のように同時発生したら…
   
想定される規模被害などはM9.0
最大津波30m、死者22000人~28000人
全壊半壊等住宅被害は51万~56万戸
被害額53兆~81兆だといわれている。
   
被害を大きくする津波は震度では測れないようだ
甚大な被害を出した明治三陸沖地震では
震度3だったが、最大津波は38.2m
死者行方不明21959人
   
わたしたちは学び備えるしかない
いつまでも天災は忘れた頃にではいけない。
       
※死者9080人、行方不明13561人
   

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