2019年3月27日水曜日

木瓜の花


電車に乗ってると、様々な光景にぶつかり、人間の葛藤を見ることになる。
例えば優先席、高齢者、妊婦、小さな子ども連れ、身体障害者が座れるようになっている。
高齢者はいったい何歳から?
小さな子どもさんて何歳まで、だれもがそんな疑問を抱く。

先日、たまたまそのシート近くに乗ったとき、じいちゃん、ばあちゃん、父さん、母さん、子ども二人の三世代全員が座ってたのを見た。
じいちゃんばあちゃんとはいっても見た目60歳前後の若さ。
とうさんかあさんは30代。
子どもさんはといえば、もう10歳近くになってそうな年齢。
うーむ、たしかに子どもさん連れだ。
当然に、70歳80歳のかたたちが近くに乗り合わせても、席を譲ろうとはしないし、子どもも母親も大あくびしながら電車に揺られていた。
わたしはちょっと違うなと思った。
優先席における子どもさん連れの定義は、常識的に、まだ立つことがおぼつかず、長時間立っておれない年齢の子どもさんではないかなと。

状況がどうあろうとも長時間、堂々と座り続ける三世代家族。
残念ながら正視できず、わたしは窓外の景色ばかりを見ていた。



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