2010年9月17日金曜日

まんま


「まんま」
  
ゆんべ
  
おれが まんまたいた。
  
ちょっと こげたけど、
  
父ちゃん おこらんかった。
  
あんちゃんも おこらんかった。
  
みそつけて くった。
  
うまかったなあ、
  
おれのたいた まんま。
  
                        ー三浦綾子著 泥流地帯ー
    
        
戦前の子どもたちの作った詩、
   
この作品を作った子どもは、お母さんが早くに病死して   
   
子どもたちが順番でご飯を竈で炊くという情景。
   
     
そういえばこんな時代もあったな~、戦前戦後間なし、
  
なんにもない時代、つい、この前のような出来事だったのだけど
  
もう忘れてしまってるわ。
  

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