2013年12月17日火曜日

エスケープルートと危険予知・回避

 
 
その山に登るときあらかじめ
あれこれと計画を立てることは楽しいことです
登りたい山-アクセス-登山口-ルートと所要時間・日数-
宿泊方法・場所-食糧・水・装備-下山口などなど
そしていよいよ登山計画書を書き上げる段階で
エスケープルートを設定する
 
短い距離での日帰りならもし万が一
天候が荒れたり、事故などを起こしたりした場合は
歩いてきたコースを引き返せばいいのですが
長い場合や2泊以上の場合は必要です
その場合は安全かつ迅速に下山できるコースを
選ぶようになります
 
これも一つの危機管理ですが日頃から計画の中に
盛り込む習慣づけと
併せて危険予知訓練を兼ね備えて
実践すればより安全な登山ができます
 
危険予知については言うまでもないことですが
ラジオの天気予報を聞いたりしながら
今後の天気を予測したり
岩場やザレ場では落石や滑落の危険を予知したり
ルート上でのポイントを設定し道迷いを
防いだり、あるいは雷雨や沢での増水に備えて
危険を予知・回避することは大切です
 
一般的に危険予知訓練は交通事故を防ぐ手段として
広く実践活用されていますが
山でも普段から「ここにはこんな危険が潜んでるな」
といった訓練をしておれば
自然に習慣づけることができ、身につくものです。

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