2011年1月12日水曜日


山に接する態度は齢とともに変わる。
最初は素朴で、自然への憧憬と畏敬
そしてある時はとてつもない寂しさと恐怖。
  
幾度となく繰り返し登ってると、
そのうちにそれらの気持ちが一気に
冒険心の塊になり、ありとあらゆる危険なルートから
頂点に立つことに躍起になったり
未知の険しい山への虜になる。
  
それは自然に対する温かみや憧憬から
離れ、自然と融和することなく
危険と拮抗もしくは闘いを挑むような
闘争心むき出しの山登り。
いいかえれば山の魔力に
憑りつかれたとしか言いようがない。
  
山は人々にとってそれは自然との真の親しみであり
融和であり、自然が人に与えてくれる
感動と、生きていく力の源なのです。

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