2013年12月5日木曜日

山での危機管理<体力づくり>

 
 
登山に必要なものはたくさんある
装備、知識、経験、どれ一つ欠かせない
ただ一つの失敗が
とんでもない事態を引き起こす可能性を持っている
自然の力とはそういうもので
人の力など及びもしない
 
だからこそ、山登りを始める前に人はするべきことがある
それは体力作り
例えば、2002年、2009年、いずれも7月に起きたトムラウシ遭難
気象遭難による低体温症が原因だといわれているが
この山には装備や知識だけでは登れない
登るのには12~15kgのザックを背負い
1日10時間×3日間余裕を持って歩く体力が必要だといわれている
 
普段、そういう鍛錬をわたしたちはしているだろうか
自分の体力に見合った登山を心がけているだろうか
もしも、その山に登るのに
多少とも体力に不安があるようなら止めるべきだ
特に一つのパーティーに参加して登ろうとするなら
それは無謀というもの
 
登山は所詮遊びだという方がおいでる
たしかにそのとおりだが
その前に非常に厳しいスポーツだということを
理解したうえで体力作りを
普段から心がけよう
そうすれば一段と楽しい山歩きが保証される 

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