蚤と異なってヒトジラミは簡単に駆除できる
寄宿主から離れてしまうと生きていけないというか弱い昆虫で
一生の間で産む卵はわずかに100~200個
寿命は3週間から1ヶ月と短い
衣類を頻繁に着替えたり洗濯したり
お風呂に入ったりして清潔にしていればいなくなってしまう
ところがケジラミというヤツはやっかいなシラミらしい
こいつはわざわざ陰毛に付着し
毛穴に食い込んで血をうみ出し
固まった血を食する
ものすごく痒いらしい
陰毛にしか棲息せず、卵も陰毛に産みつける
お風呂に入っても陰毛にしがみつきしぶとく生き残る
もしくは毛穴深くに潜り込む
ヒトからヒトへ移るときは
ほぼあのときしかないそうだ
なのでケジラミに関する俳句は好色だ
「飛びじらみおいらじゃないと女房いい」
「毛ジラミに尼と入道二人出来」
しかし、このケジラミも意外と簡単に駆除できる
陰毛を剃り落とすと
卵を産み着けるところがなくなり
やがて死滅する
「女房 ある日突然 つるつるで」
しかし、そこは百戦錬磨の古女房、
こんなことでは馬鹿亭主に
浮気はばれません
口先三寸で言いくるめるのはいとも簡単なもの
良き亭主は、騙された振りして
いつまでも仲良く暮らすなり
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