パーティを組んで山へ行った場合
不幸にも遭難してしまったとき
その救助に要した費用はどうなるのか
この場合一般的には
人数分を按分しての支払いになるので要注意
例えばAさんBさんCさんの3人グループで全員遭難して救助された
救助に要した総額は300万円だったとしよう
保険会社などから支払われる金額は一人100万円となる
Aさんが200万円、Bさんは50万円の保険に加入していて
Cさんは未加入だったとしたら
Aさんが入ってた保険会社からは100万円
Bさんが入ってた保険会社からは50万円
しか支払われず、合計150万円となるので
150万円不足することになる
これをどう埋め合わせをするかは自明の理ですが
ひょっとしてAさんの保険会社からは200万円
支払われると思ってたらそれは甘い考えです
もちろん、遭難者が死亡した場合は
遺体の搬送費用も含めて家族負担となる
民間ヘリの場合費用は1分1万円
民間救助隊夏季日中日当一人3万円、夜間5万円
冬季一人10万円、地域によって多少異なるが
一般的な相場です
救助が長引けばかかる費用は天井知らず
山はもともとハイリスクなスポーツ
まさか、わたしにはそんなことは起きないだろう
「まさか」「だろう」という言葉は山だけではないが、
特に山には通用しないと思ったほうがいいようです
家族にも出来る限り迷惑がかからないようにしたいものです
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