三嶺の山頂で、剣山から縦走してきた男性に出合いました。
見ノ越を早朝5時前に出発して、三嶺山頂に着いたのが11時半頃、いまから名頃に降りれば13時過ぎでしょうか。
おおよそ8時間での縦走はかなり速いペースだ。
お先にと言いながら、歩く姿は見るからに軽そうで、見た目にもマラソンかジョギングをされている方だなと思ったが、背負っているリュックザックにふと目をやると、ピクニックに使いそうな小さめのものだった。
通常は剣から三嶺の縦走だと、もしものとき、歩けないことをも念頭に入れて、避難小屋で一泊してもいいような持ち物を持って出かける。
なので、当然荷物は重たくなり、ザックもやや大型のものになりがちだ。
しかし、最初から日帰りで、持ち物も飲料水と食事と他にちょっとしたものだけで縦走するなら、かなり速いペースで歩くことも出来るわけだ。
もしも仮に歩けなくなるようなことになったなら、途中のエスケープルートを使って国道に降りればいいことで、そういう歩き方もあってもいいなと感じた。
思いきり身軽にいって、縦走を果たすか、それとも腰を据えて重い装備で縦走を果たすか、どちらかの二者択一の時代なのかもしれない。
その最先端が若者中心に流行っているトレランのようだ。
どちらかを気の向いた方を選んで、そのときどきで使い分けるのも一つの良い方法かもしれない。
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