2011年10月11日火曜日
小屋泊山行を終えて
名頃から尾根道を歩いてダケモミの丘へ登り、そこから四ッ小屋谷川へ下って、対岸の尾根に這い上がって白髪避難小屋にて泊。
おおよそ18kgのザックを担いで、道のない尾根を這い上がるのは相当に堪えた。
途中で何度ザックを投げ出し、もう止めようかと思ったか、次は絶対にないぞとも思った。
しかし、歯をくいしばって登ってみて、小屋の前でテントを広げて、焼き肉パーティをしながら飲んだ湯割り焼酎の美味しかったこと。
苦しかったこともどこかに吹っ飛んでしまった。
今回は、ロースなしの牛肉だったが、山で山の好きな者同士の気の置けない会話は、なににも代え難く、これ以上のものは他にないように思えた。
ザックは当初15~6kgの重量を目論んだが、今回もなぜか減量に失敗。
原因は判明した。
もう2~3kg減量できることが分かったのが大きな収穫。
しかし、それにしても、食糧と水を中心に減量したが、その結果、食事は実に味気なく、毎回、ご飯にふりかけを掛けて、インスタント味噌汁をすするという羽目に。
その他には干し魚と乾燥果物を囓りつつ、歩いた。
わずかに二日間だったが、それでも家に帰っての食事の美味しかったこと。
ぬくぬくとお布団で寝られること、あったかいお風呂には入れること、なんと幸せなことか。
しかし、そういう幸せな生活は、ある意味では人間をぬるま湯にどっぷりつけ込んだようなもので、堕落させてもいるなと感じた。
ワイルドさから言えば、小屋泊よりは断然テント泊がいい、まるで自然の中に溶け込んだようで、小屋ではそれを感じることができなかった。
さすがに冬にはそれをする元気はないが、せめてスリーシーズンくらいはこれからもぼちぼちと楽しめればいいな~と…。
-赤まんま-
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