2011年10月16日日曜日
第12回しまなみサイクリング大会
雨が心配されたが、蓋を開けてみると上々の天気。
挑戦したのは60kmコース、残念ながら100kmコースには及ばず。
余力を残してのゴールでしたのでまだまだ走れそうでしたが、わたしたちにはこの程度が丁度いい距離のようでした。
朝から、少し風があって、向かい風の時は登り坂になるとちょっときつかったですが、雨が降るよりは随分と楽。
橋から見える海の色はエメラルドグリーン、波はきれいに輝き、瀬戸の島々を眺められる最高なロケーション。
ジョギングしたり散歩したりする人もいて、こういう景観でのサイクリングは世界広しといえどちょっと他には見当たらない。
しかし、今年のコースでのあれやこれやの種々時間設定はちょっと厳しすぎた。
わたしたちのスタートは10時丁度、途中の休息所はなく、お昼の弁当を配っているところまで、走ることを余儀なくされた。
距離はスタート地点から46km、足の強い人は2時間弱で12時前に着いたようだが、わたしたちは12:19着。
まだこれはいいほう。
わたしたちより以前に早く着いた方は、自転車の数からして、ざっと4~50人。
このコースを走った人数はおおよそ350人、ざっと300人もの人たちはわたしたちより遅く到着し、やっとのお昼ご飯。
現にわたしたちが食べ終えて、しばらくして出発したが、その時にもまだ次から次へと到着していた。
時刻は1時を過ぎている。
なんにも食べずに2時間も3時間も走るのは相当にきつい。
ドリンクやパンとかバナナなどが口に入れることができれば問題ないのだが、休息所もなく銘々が持参したものを走りもってとなる。
これも鍛えられたサイクリストなら持参するが、一般人が意識的に持参することはあまりないだろう。
タイムを競う競技ではなく、あくまでもサイクリングを楽しむことに目的を置いたイベントなので、これには参加者もびっくりしたというか、参ったのではないだろうか。
来年は遠慮したいなという気持ちになったとしても不思議ではないと思った。
大会を開催することが目的で、しかも主催者ベースの大会になってしまってたのが残念、もう少し参加者に配慮した楽しいサイクリングであって欲しいものだ。
以前は交通事故などのトラブルが起きていないかどうか、あるいは自転車がパンクなどしていないかなど気を配った運営をしていたが、年々、形式的になってきており、開会式も堅苦しく長々と挨拶するのはどこかの議員さんばかり、知名人の来賓とまではいわない、ユニークでざっくばらんな開会式であったほうがいい。
開会式から全参加者がスタートを終えるのに、1時間半近くも掛かっている、これだけでも疲れそうだ。
特に距離25kmのファミリーコースに参加した方は家族連れ・子どもさんたちでしたが、最後尾スタートなので延々と待たされての出発。
会場を分けたり、簡単な開会式や受付の時間をずらしたりなどの工夫があってもよい。
家族連れ・子どもさん連れでの、折角の、しまなみ海道の各大橋を走り渡るという世界に誇れるサイクリング大会なのに。
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