2004年にアオザレ南西の沢で大規模な土石流が発生し、それまで非常に美しい景観だったフスベヨリの登山道は一部を残しほとんど崩れてしまい、また沢に掛かっていた橋も一ヶ所を除いてすべて流出。
当時の美しい風景は話に聞いたことはあっても見たことは一度もない。
美しい景色は無残な傷跡になってしまったが、しかし、それでもここは国定公園の一部。
災害も自然のなせるワザ、わたしたちはこれを受け入れ、何十年か何百年かの長いサイクルで見まもっていく必要がある。
大崩壊からもう7年が経った。
今年の台風の影響も多少あったとは思うが、当時の危険なところはすでに落ち着いているようだ。
26日、名頃から登ってオカメ岩へ。
そこからカンカケ谷を下って、八丁ヒュッテで一泊。
翌日にフスベヨリ谷から登り返し、再び三嶺へ。
崩落の傷跡は想像を超える大規模なもの、自然の偉大さに胸が震えるほどの感動を覚えました。
-写真はフスベヨリ上部の崩落ヶ所-
※写真に登山者(つむじかぜさん)の姿が写ってますが小さく見えます。
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