2012年4月21日土曜日
地震、どうしたらいいの?
お遍路さんが一人、東から西へ。
うるうどしの特徴の逆打ち(八十八番から順次1番へ)だ。
今年はほんとうにこの逆打ちが多い。
河原に咲いているのはセイヨウアブラナだろうか?
聞くところによるとセイヨウカラシナというのも混ざって咲いているとか。
今日、知り合いの不動産屋さんに会ったので聞いてみた。
話題は東南海地震、影響は太平洋側だけではない。
震度7クラスがこの香川県、特にわたしたちが住んでいる西讃と荘内半島付け根あたり。
昭和56年以前の建物とそれ以後の建物では耐震設計が異なるという。
しかし、当然のことだが、双方とも震度7なんていう巨大地震には耐えられるようにはなっていない。
「耐震診断を受けるのに費用はどのくらいかかるの?」
「普通の民家だと10万円台だね。」
「それで、耐震補強をする工費はどのくらいかかるのかな?」
「詳しくは分からないが、100万もはかからないと思うよ、ん十万ってとこかな。」
「ん十万て、えらい大まかやな。」
「家の状態とか、業者によってってとこかな。」
「へ~」
「だけどさ、補強工事をしたからといって、震度7に耐えられるとは保証されないよ」
「えっ!どういうこと」
「震度7といったって、土地とか場所によって影響は異なるのよ、これだけは分からないからね、例えば、同じ建て方だのに一軒隣では崩壊したけど、その隣は壁にヒビが入っただけとかね」
「それと、工事をしても震度7だと先ず壁が落ちたり、柱が歪んだり、屋根が一部崩れたりするのは免れないだろうね、とすると、やはり立て替えは必至かもね」
「オヨヨヨ、そうなのか、じゃあ、いまのマスコミの耐震補強の報道はなんなんだい」
「補強しないよりはしたほうがマシってとこかな、少なくとも命が助かる可能性は大きいからね」
「…」
「地震災害保険に入ってるか、入ってないか、補償内容はどうなっているか、そしてその掛け金も大きいという問題もあるしで、一概に耐震補強というのもなかなか判断は難しいよ」
「う~、そうなんだ、そういえばこの近所でも慌てて工事する家は見かけないよな。
どうすべ~、どうしたらいいんだべ」
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