山で、4時間も5時間も座ったまま、水や光、明暗の折り重なり、大きくてやさしい風を見て過ごす。
谷のほとりで、秋の初めの木漏れ日を浴びて、1時間あまり座り、眺望のよい草地に出て、また2時間近く座る。
姿のいいミズナラの前で3、4時間を過ごす。
ヤブをかき分けて道のないところを登ってゆき、沢のしぶきを横にして昼寝をする。
また歩く。
暗くなる。
沼の面に舞う蛍の大群に出合う。
<帰りの時間などどうでもいい>という気持ちになって佇む。
-星野和男-
2011年、明日一日になりました。
今夜ぐっすり寝て、明日はお山に。
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