2011年12月11日日曜日

すべての命に共感を



北国で雪が溶け春になると良寛さんは子どもたちと一緒に手鞠をついて遊んだ。

「この里に手鞠つきつつ子どもらと遊ぶ春日は暮れずともよし」

ある日、嫁ぐ女子に

「しやうあるもの 鳥獣にいたるまで なさけをかくべきこと」と教える。

命のあるものには、鳥獣にいたるまで情けをおかけなさい、つまりすべての命に共感を持ち心を通わせて生きよ

ということ。

われわれ現代に通じる言葉だと思った。

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