近年、イノシシやシカ、猿が増えて食害というか
獣害というか、そういうことが深刻になってきている
なぜこれほどまでに増えているかは
その原因は単純ではなさそうだ
一つはオオカミなどの天敵がいなくなったことに加え、
山間地の過疎化によって
果樹園や畑地が放棄され、
獣たちが増えやすい環境になっていること
あるいは猟師が高齢化し
直接危害を加える人間という天敵が減ったこと
二つにはやはり地球の温暖化でしょうか
冬の気温が上がり、降雪が少なくなったこと
生まれた子どもが越冬することは
動物の世界では厳しい試練なのですが
これがゆるくなった
三つ目は温暖化と深いかかわりがあるのですが
昆虫や動物、植物もですが
繁殖時期は年に一度というのが決まり事のようでした
まれに犬や猫などが年に2度ほど
子を産むことがありますが
ほとんどは一度だけの交尾交接時期をむかえる
人間は例外中の例外で年がら年中いたしておるわけで
お陰さまでこの地球上で確実に着実に大繁殖している動物?は
人間だけのようです
人間がどんなに環境を破壊しようが
他の多くの生物をたいらげようが
これを食害とか害獣いう人はいない
話がそびれたのですが
要するに動物たちも
交尾時期が人間様のように
年がら年中とまではなっていないにしても
どうも増えているんじゃないかと…
メスはどうかはわからないのですが
オスのイノシシはどうもその傾向にあるらしい
交尾行動が増えているらしいのです
イノシシは一度の出産で3頭から8頭と子だくさんな動物
なので増える勢いも並みじゃない
シカや猿たちは多産ではないのですが
人間がいまや70億ですから
育ちやすい環境が整えば
シカや猿たちも爆発的に増えるのも頷けます
しかし、人はすごい
1800年 推計10億人
1930年 推計20億人
1998年 60億人
2013年 72億人
年代を追う毎に、激しい勢いで増加している
どうもいけません
こんなことを考えてもどうにもならないんですが
なんとなくそういうことになっている
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