2012年7月19日木曜日

一人言


この世の中でなにが一番分かりにくいかと
問われたら、その答えは「自分」だ
親とか兄弟とか友だちなど身近な人たちのことは
よく見えているし、仕事仲間たちも
どんな人物かとか、いま何を考えているかとか
比較的に理解できたようだ

ところが、自分のこととなるとさっぱり分からない
毎日つき合っている自分の筈なのに
理解に苦しむことがあまりにも多すぎる。
これはなんなんだろうと思ってしまうが
いまだに明快な答えが得られないでいる。

多分、それは一つの物事に
複数の考えや答えを求めていることに原因がある
立て前と本音が常につきまとっているということにも原因がある。

さらに本人にも気づいていない潜在的な意識を
持ち続けているということにも原因があるし、
常に本能と道徳観や倫理観の狭間で揺れ動いている
自分、そういうことにも原因があるようだ。

あっけらかんと素直に自分と向き合うことが
できれば問題はないと思ってはみても
いったいどれが素直な自分なのか

人前では少しはポジティブであっても
一人になるとネガティブな自分がいる

生きるということは幾つになっても
難しいものだと感じる今日この頃です。

                      -カノコソウ-

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