2012年6月30日土曜日

無題



「人工衛星はいいね~」

「なんで?」

「地球をものすごいスピードでぐるぐる回って…」

「そうだね」

「あれって、ガソリンはいらない究極のエコな乗り物だわ」

「…」

「どう一台?」


宇宙旅行、行きたいけど、やっぱり金持ちじゃないと行けない
そんな時代が直ぐ目の前にやってきた。

2012年6月29日金曜日

登山にも、ある遺伝子が欠かせない


8000m級の山に、無酸素で登る人がいる。
これは優れた音楽家や画家、オリンピックに出るスポーツマン
たちと同じで親から受け継いだ遺伝子が必要で
その人たちが厳しい訓練を受けて達成できること

普通の人がどんなに努力を払っても
できることではない、せいぜい7000m辺りまでのようだ。

血圧などの調節に係わる酵素に
アンギオテンシン変換酵素というのがあって
I型とD型があるそうだ。

両親から受け継ぐと
II、ID、DDのいずれかになるが
Dは働きが弱い遺伝子なので
ここではDD型は不向きとなる。

データがでている。
ヒマラヤ高峰の無酸素登頂に
成功した登山家を調べたところ
II、IDばかりで、残念ながらDD型は一人もいなかったそうだ。

2012年6月28日木曜日

会話の少ない生活


社会的関係や絆を強める手段として
人間はコミュニーケションをとる。
そして猿の社会では
グルーミングに時間を費やす。

驚いたことにその平均的な時間は
双方とも一日のおおよそ20%

チンパンジーが進化して
人類が産まれたことは誰もが知っていることだが
集団のなかにおける緊密な手段に
要する時間がまったく同じというのに
因果を感じる。

ということは20%未満の会話で
済ませている人は社会性に乏しく
要注意かもしれない。
おそらくその影響は高齢になればなるほど
顕著になるのではないかと…。

2012年6月27日水曜日

進化は切磋琢磨



森から野に降り、二足歩行で歩き出した人は
やや誤差はあるかもしれないが
おおよそ170万年前に頭などごく一部を
除いて毛をなくした。

それは平野に下りた結果
執拗に取り付いてきたノミ、シラミなどの
虫や寄生虫に悩まされ、毛をなくすることによって
それにおさらばする形での
一つの進化だったはず。

ところが間もなく人が衣服を身につけるようになって
シラミなども進化した
足に衣服に取り付くための鈎ができた
これが人ジラミのはじまり

しかし、人の毛、頭や脇、まつげなど大切なところは
落ちずにそのまま残っているのは納得ですが
眉毛は大事なのかな?

たしかにあれがないと江戸時代に剃り落とした既婚女性と同じで
なんともいえない締まりのない顔にはなるのですが
ひょっとして額から流れ落ちる汗が
目に入らないようにということで残ったのかな~?

2012年6月26日火曜日

コオロギ鳴く?


久しぶりに雲間から薄日が差した
しかし、ムシッとして家の中でいると
カビが生えそう

ワンもなんとなく元気がない
朝からゴロンと寝転んでグッタリ
だらしがないと思うが飼い主に似たり

肌がベタッとして
こんな日はさっとお風呂に入って
ビールでスカッとするに限る

そのお風呂に浸かってると
早くもコオロギの鳴き声を聞いた
耳を疑ったが、他にコロコロと
鳴く虫いるのかな~?
   

    
        -橡林-

2012年6月25日月曜日

逞しいって好きよ



イノシシは逞しい

肉が美味しいことから大昔から
狩りの対象にされ、元来の棲まいである平野から
山へ追われてはいるものの
絶滅するどころか数を減らさずに生き続けている

他にも狩りの対象にされていた動物はいるが
熊は九州では絶滅、四国でもその寸前で狩猟が禁止された
カモシカも肉は美味しいらしくて、これも狩猟で絶滅寸前までに。
カワウソも食べられ、棲息環境も変わったこともあり今や絶滅。
犬もしきりと喰われていたが、いなくなる前に
徳川将軍綱吉の天下の悪法によって護られた。

裏山では増えすぎたイノシシを捕獲するための
罠があちこちに仕掛けられている
しかーし、滅多とかからない。
彼らはそれを臭いで嗅ぎつける

ある日七宝山の豊中町や三野、高瀬町の南側でパーン
イノシシは一斉に北側の仁尾町へと逃げ込む
別な日に仁尾町側でパーン
一斉に南側へドドドドー
なんのことはない、彼らのほうが一枚も二枚も上手だ。

2012年6月24日日曜日

ホー(驚き&猿の鳴き声だす)



家の裏山でイノシシがめちゃ繁殖してるが
とうとうやられたみたい。
ところがそれがイノシシの仕業かどうかよく判らない
畑に作ってたスイカ、うまい具合に熟れたなと思ってたら
皮を残して食われちゃいました。
3個も…。

イノシシだと足跡が残ってたり、
畑が荒らされたりするんですがそれがない。
カラスか?
ところが違う、スカイにはネットが被せてあったのだが
ネットは破られている。
カラスだとネットの上からくちばしで突っつく…はず。

どうやら猿ではないかと。
なんと猿とか?七宝山に猿って?いままで見たことない
しかし、見かけたという人も、ほんとか~

これが本当ならいつの間にか里山は動物天国になっているぞ~。

作ったものが荒らされるのはちょい困ったことではあるが
いやいや、これはわたしにしてみれば…

シーッ!内緒。
こんなこと言うとまた口やかましい人がいるんだからね

2012年6月23日土曜日

山の天気は…


西中国山地の最高峰恐羅漢山と旧羅漢山
瀬戸大橋を渡って登山口まで4時間
ガイドブックにはツキノワグマもいる野生の王国
と書かれている。
大慌てで鈴と笛を用意した。

歩く登山道では落ちている糞や
木の幹を確かめつつ歩いた。
一個だけ黒っぽい大きめの糞があったので
ドキッとしたが、熊ではなさそう、
結局それらしいものはなかった。

丁度、オオヤマレンゲが咲く時期
山頂では多くの登山者で賑わっていて
誰もが鈴をつけ、歩く度にチリンカランチリンカラン

ブナ、トチ、ミズナラなど広葉樹と笹の葉が一面に広がる
瑞々しい山でした。

山頂で休んでいると、西から真っ黒な雲
やがて大粒の雨が樹木の葉を叩く。
慌てて下りてくると麓は晴れ
山の天気は分かりません。

              -恐羅漢ゲレンデ風景-

2012年6月21日木曜日

間引き



怖い話だが昔は子どもが産まれると
間引きをする家もあったらしい。
姥捨て山が存在するくらいだから
そのような時代があったと考えても
不思議ではないのかもしれない。

しかし、不思議なのはこれが日本だけではない
ようなのです。
人類の起源は東アフリカもしくはエチオピアにあるという
学説があるが、そこに住むある種族は
子どもが産まれるとすぐに間引きをしていたといわれている

母親だけの判断で弱い子か強い子かもしくは育てられるか
を見極め間引きをする。
それが生き抜く、あるいは強い家族を形成するための
当然の方法

人類は氷河期を経てわずかに5000人程度
そのうち150人ほどがアフリカを去り世界に広がったともいわれているが、
いまやその人口は70億を突破しやがて90億の時代へ
Y染色体もミトコンドリアDNAも元を辿れば皆一つ
人類の歴史とは明らかになるにつれ驚きの連続ばかりなり

2012年6月20日水曜日

死語


心中という言葉は最近はやらない
それどころか死語になっている。
昔は心中がえらいこと流行っていた
江戸時代なぞは
心中に失敗すると死罪になったというくらいに
多かったらしい。

身分が違いすぎて
親の反対で結婚できない若者が
悲観してというのもあったが
それだけでもなさそうで
当時、不倫は日常茶飯事
「町内で知らぬは亭主ばかりなり」の川柳は有名。
不義密通がみつかると死罪となってはいたが、
実際には御上に届けず当人の間でお金で解決したらしい
これをいいことに自分の女房を
わざと間男させて現場を押さえて
お金を搾り取る生業も出てきたりしたが
これは余談で、心中した男女もあったようだ。

現代でも同じく不倫は日常茶飯事?のことだが
心中しようというような切羽詰まったものでもない
若者たちも親の反対などそんなものはない、
出来ちゃった婚が当たり前のご時世。
親も一生独り者でおられるよりは
誰でもいいからくっつけば安心てとこかな。

2012年6月19日火曜日

ジャ-ンプ


台風一過、夜の散歩道
湿ってはいるが肌に優しい風が
川上から河口へと吹き抜ける
目の前を大きなウシガエルが
たったったった~と助走して
ホップステップジャ~ンプ
またたく間に視界から消え、川原へ
なんとすばしこい、こんな若々しい元気なウシガエル
初めて見た。
空を見上げた、一部分厚い雲は去り
星が瞬いていた
明日は少し晴れ間が覗くかな?

香川には幸いにも恵みの雨をもたらしてくれた台風4号、
後続の5号も東シナ海で温帯低気圧になるようだ。

たんぼでは植わったばかりの早苗が揺れ
そろそろ蛍が飛んでもいい季節になった

2012年6月18日月曜日

シジミ蝶の舞う季節


日本人は敬虔な仏教徒
だれもがその教えを守って肉食はしていなかった
という話はウソだったというのはよく知られていることで
ボタンやサクラ、モミジといえば
イノシシに馬にシカ肉をおおっぴらにしきりに食べていた
ということはいまでは常識の話、しかも昔の坊さんや修験者もが
食べて、日夜色街に出かけて妾まで囲っていたというから驚きだ。

しかし、話はこれだけでは収まらない
江戸時代にはタヌキ、ウサギ、熊はもちろん
犬にカワウソまで喰っていた、ウソ-ってな話だ。

かの有名な将軍綱吉の天下の悪法「生類憐れみの令」は
犬が庶民によって盛んに食べられ、江戸を中心に
犬が全くいなくなるという事態を避けるための法律だったらしい。

犬の中でも赤犬の肉はとくにうまいらしい
日本人はイノシシ、シカはもとより、
なによりも犬食大好きなワイルド文化だったのです。


おうおう~っ!
おらのもんだい!
この美味しい甘い蜜、誰にもやらんぞい。

2012年6月17日日曜日

なんば歩き



スロースロー、もういっちょ輪を掛けての
超スロージョギング
タイマーをセット、今日はいつもより
20分少ない40分走
スイッチオン、カウントダウン開始

GO-
いきなりジョギングする人とすれ違った
今日は日曜日、走る仲間がいると
こちらも元気が出る
梅雨空、分厚く雲が被っている
気温も低く快調
セーブ・セーブ・セーブ

お~、もう一人向こうからやってくるぞ

ワンちゃん連れの散歩する人も
一人、二人、三人、あっちにも
日曜日だな~、みんな一日を寛いでる
やっ!ウルシの木があるぞ、やばいな。
ちょっと-、葉っぱに触れたんじゃない?

ピッ!
30分経過、ラスト10分
スピードをあげて!
昨日一日降った雨で川の水だいぶ増えてるな~濁ってるよ。

ピッ!
あと5分、歯を食い縛って!
前を歩く二人連れの女性をすり抜けた

ピッ!4分、ピッ!3分ピッ!2分ピッ!1分
またまたジョギングの男性が!
50・40・30~、10・9・8~ピッピッピッピピピ-!

クールダウン
試しになんば歩きをやってみた
はい右足右手、はい左足左手
はい、はい、はい、いい感じ
う~ん、腰は捻らずに歩けるし、楽だわ。
普段の歩き方に戻ってみた
う~ん、捻ってる。
やはり重たい物を持つと腰に負担がきそう。
もう一度なんば歩き
意識して実行すると意外と簡単にできることが分かった。
今度山で荷物背負って試してみよう。

帰宅後、腕にぶつぶつの発疹、やられた~。

2012年6月16日土曜日

雨とダイコンの花



昔の人って面白い
江戸時代以前は歩くのに
右足を前に出したとき
右手を同時に前へ振って歩いたらしい。
これが当時は普通の歩き方。
当時の絵巻物などをみると
人物の歩く姿はみんなそうなっている。
なんば歩きというそうで
腰を捻らずに歩くことが出来るので
重い物を担いだときに体の負担が
軽いそうだ。
重たいリュックを担ぐ登山には有効のようです。


一日中雨

畑に白いダイコンの花が咲いた
モンシロチョウも葉っぱの下で梅雨を凌ぎ
カニはうれしそうにハサミをかちゃかちゃと
振りかざして、威嚇しながら道を横歩きする。

2012年6月15日金曜日

さようなら


「さようなら」
学校帰りの子どもたちが
すれ違う道で挨拶する
子どもたち同士での銘々の家に別れて帰る挨拶かな
と思ってたが、どうも違う
道は交差点などではなく一本道
どうやらすれ違ったわたしへの挨拶みたいでした
こんにちはと言ってくれれば気がついたんだけど
ときたま初対面からさようならと言う子がいるので
どぎまぎする。
先生に校舎などでばったり出合ったら、さようなら
と挨拶するのでそれが習慣になってるようだ
小さい頃をつい思い出してしまう。

午後から雨になった
週間天気予報では来週一週間
まるっきり曇りか雨
台風4号がフィリピンの東海上を北上中

2012年6月14日木曜日

柘榴の花




日曜日に山へ行って
その後なにもせず足を休めていた
疲れは残ってなかったのだが
年なのか動くのが億劫になってきている。
だが、そろそろ動かないと
もともとヤワな足なのですぐに鈍ってしまう

よ-し-、かけ声を掛けないと駄目なので
わざと大きな声を出して、走る準備。

いつものコースをよたよたとスロースロージョギング
今日は天気がいい、気持ちいいね、風が爽やかだわ
おー、なにか魚がジャンプしてるぞ
いかん、汗が吹き出してきたぞ、目に入る、イテテテ
日陰は涼しいけど、太陽が熱いな~
ふえ~、たまらん、ちょいと歩こう
いかん、走らないと
足が上がらん
いやに暑いな~、もう止めようかしゃん
なんだ、こんなとこで亀が死んでるが、ヤダヤダ
も~、まだかいな
あかん、もう死ぬ
あと10分
まだ5分もある
ひえ~2分
10、9、8、7~
終わった~、死んにょった~
柘榴の花が…目にしみ込むな~、あとで写真撮ろうっと。


2012年6月13日水曜日

リサイクル本




図書館に読み終えた本を返しに行った。
ふと受付の横を見ると雑誌と本が机の上にいくつか置いてある。
リサイクル本だった。
週刊誌、月刊誌、古い本など
廃棄処分する本の類で
どうぞご自由にお持ち帰りくださいとのこと

山の月刊誌もあったがすでに過去に読んだものだった
写真集の雑誌もあった
手に取ってみたが持ち帰るほどの物でもない
一冊の小説に目が止まった
1994年発刊、18年前の本だった
著名な作家ではなかったが読んでみたいと思った

古い物であまり貴重でない刊行物は
こうやって次々と廃棄するようだ

貴重か貴重でないか誰がどうやって判断するのかは
分からないが、廃棄される本は少し気の毒だ
よしよし、わたしの家に置いてやろう
わたしが生きている間だけどね
それから先はどうなるか分からないよ

なんだかほんのちょっとだけいいことしたような
また、得したような一日でした。
人間てこんなもんかな、たわいないね。

2012年6月12日火曜日

トーフは要らんかえ~トーフトーフー


売り声

お盆の灯籠売り
「ト-ローヤ、ト-ロン、スカーシーヤトーロン」

花売り
「オハナ-ヤハナ、オハナドウナ-」

貝売り
「アッサーリカイヤ、シジミカイー」

蓮根売り
「オデンコンは要りませ-ん?」

塩鯖売り
「サバヤサバヤ大サバヤ、大サバジャケド塩サバジャ」

ランプのホヤ売り
「ランポーノホヤ-」

霜焼けなどの白龍膏薬売り
「ツダカ屋メイホ-。ヒービ、シモヤケ、アカギレーの妙薬、ハクリユウコー」

うどん玉売り
「エイ、オウロンのお玉アー」

2012年6月11日月曜日

石豆腐



祖谷へ行くとたんまに豆腐を買ってくる
これが美味しい。
美味しいが大きくて固い。
固い豆腐は祖谷とは限ってないようで
讃岐にもある
あるにはあるが山間部だ
それも決まって阿讃山脈に近いところで作られている

「お~い、豆腐を一丁くくってくれ」
「へい」
おかみさんがワラで大きな豆腐を縛って持たしてくれる
大根でもくくるように、横に1本ワラをかけただけである
これが阿波の石どうふといわれる由縁だ。

豆腐を作るときに固まった豆腐にさらに
重石を乗せるそうだ
その重石、4~5貫目の石で
15kg~18kgもあるとか。

こうして作った豆腐は固くて運ぶ道中壊れないし
腐りにくく長持ちする。
試しに家の冷蔵庫に10日ほど
放り込んでおいた。
食べたが、味は全く変わらずに美味しかった。

2012年6月10日日曜日

青ノ塔~夏切山



徳島の奥山青ノ塔へ登ってきた
この山急登に次ぐ急登
高知県の御在所山に尻見坂
という急登があるがそれよりまだ上をゆく
今日は先行者の見たくもないお尻を登りの間
ず~っと見せつけられていたような気がする。
ときには靴が目の前で前後に動き
近づきすぎると蹴られそうだった。

夏切山まで足を延ばしてみた。
展望好く、木陰で休むには恰好の樹が2本ある
ひっくりかえってとかげを楽しんだ
虫もいなくて風が冷たく気持ちいい

夏切、どんな意味があるんだろう
しきりと考えたが分からないものはいくら考えたとて
わかりゃしない
なので適当に勝手な解釈をしてみたが、
それで好いのかどうかは
自分にしか分からないことだからいいんだろう。

2012年6月9日土曜日

アレルギー性疾患


アトピーとか花粉症など
アレルギー性疾患が随分と増え
比例するかのように日本人の自殺者も
増加し、先進国の中でも非常に高い位置にある。
いったい何が原因なんだろうか

例えば花粉症などは昔も杉の木が結構
多かったのだが、花粉症というものはなかったようだ。
初めて花粉症が発見されたのが1963年
日光市の成人男子
昔っから杉の多い地域だ。
なぜ突然に降って沸いたように?

日本人の体の中では昔と違ったなにかが起きている。
抵抗力がなく弱い。
自殺もなにかが原因であっさりと死んでいく
あまりにも弱いとしかいいようがない。
アトピー疾患がまったくない国もあるという
自殺も国全体が取り組んだ結果
3割も減少させた国もある

たしか、日本のある政党は自殺問題をマニフェストに
掲げ声高に叫んだはずだが、いっかな見えてこない
いや、掛け声すら聞こえてこないのは
どうしたことだ。
いま見えているのは増税と原発再開だけの
ような気がする。


2012年6月7日木曜日

お茶がいさん



碁石茶は高知県の大豊で作られている
ことで有名だが、この特産品
明治の頃にはすべて讃岐へ持ち出していたそうだ。

当時は産地の方も飲まないこのお茶
いったいどこへ?

瀬戸内海の島で塩飽諸島の志々島、高見島、佐柳島だそうで
この島々では「お茶がいさん」といって
碁石茶で作った茶がゆが郷土料理になっている

島特有の少量の塩分を含む水とよく合って
漬け物と一緒に食べると美味しいそうだ。

2012年6月6日水曜日

あつちっつ~


久しぶりに標高300mに届かない里山を歩いた。
かたや、山頂きわきわまでミカン畑
こなた、途中からイノシシの出そうなヤブ
山裾のあちこちにため池が見られ
思いがけないところに民家が何軒か
四国ならではの、また讃岐ならではの風景

枝尾根にいまは使われていない
ひとつの古い道が見つかった。
どこへ通じているのか
夏が過ぎ、涼しくなって
もう一度辿ってみようかと思っている。

今日は暑かった~
熱中症寸前
歩くのを急遽止めてバイクで帰宅
走ってる分には風は涼しい。

2012年6月5日火曜日

黒沢盆地


サギソウなど貴重な山野草で有名な徳島の黒沢湿原

その昔、ここは田圃だったという話は
聞いたことがあったが、信用していなかったというか
気にもとめていなかった
しかし、あらためて歴史を紐解くと
そこは50町歩の水田だったと記載されている

米の少ないこの地方としては貴重な穀倉地帯だったようで
しかも、常に清水が湧き出ていたので船に乗って苗を植え、
そして秋には筏の上に乗って稲刈りをしたとか

トンボが飛んだり、スイレンの花が咲いたりする
いまの風景からはとても想像がつかない。

2012年6月4日月曜日

耐震補強、簡単ではない


東南海地震、最大震度7
四国全体が相当に揺れ大きな被害に遭うことが想定される
昨日、自転車仲間に訊いてみた

「みんな耐震補強どうしてる?」
「こないと信じてるからなんもしてないよ」
「来たとしても、うちは瓦葺きの屋根じゃないから、
潰れても命まではとられないだろう」
「きたらどうしようもない、お手上げだね、なんまんだぶ」
「考えないようにしてるがな」

要するに全員なんの対策も講じていないし、
するつもりもないようだ。

耐震補強工事に係わる費用について
県が補助してくれるのは昭和56年5月以前の建物に限られること
悪質業者(結構多いようだ)でないことを見極めないといけないこと
基礎もやり換え、壁を壊し、新しい柱で補強して
諸々の費用が場合によれば100万とか200万にもなること
耐震補強をして命は助かっても震度7に耐えられる家はそう簡単には作れない。
どうせ潰れることになりかねない…。

本音のところ、したいのは山々だが
なかなかそうもいかないようで、簡単な問題ではなさそうだ。

                       -オオバウマノスズクサ-

2012年6月3日日曜日

恒例の自転車ツーリング


まんのう池近くで
ハーレーダビッドソンが集合しているようだ
野次馬の自転車おっさんたち、早速見学に出かけた
しかし、入場料2500円、入るの止めた。
一台のハーレーが堤に止まっている
取り囲んであーだこーだ
これいくらするのかな?
さあ、5~600万はするんじゃないの
いや、そんなにはしないね200万だ
そうなの?安いね~(^^;)

今年のユル抜きは6月15日に行われるようだ。
走る讃岐路のあちこちで
簪のつまみ細工のような栗の花の匂いが…。

2012年6月2日土曜日

カエルの季節


カエルの合唱が始まった
たんぼでよく見かけるアオガエル
川の上流のほうではカジカガエルも鳴いているようだ
夜にはヴォ~ンヴォ~ン、ウシガエルの凄い鳴き声
梅雨前線が太平洋側の南に発達している
そろそろ近いかな

夕方から雨
まだ苗は小さいがピーマン、トマト、ししとうを定植してみた
この三つ、育て方が悪いのでいつもうまく実が生らない
今年こそはうまくいきますように。

                 -ピンボケギンラン-

2012年6月1日金曜日

土筆の葉


この時期、山に登ってて
肌の弱い人やアレルギー性の強い人は
ハゼノキやウルシの木に触って
全身に発疹が出来て一晩どころか
熱が出たりして何日も苦しむことになる。

わたしも小学生の時一度だけ
発疹が出来て痒いし、掻くと
皮膚がただれるしで辛かった思い出がある
ただし、なぜかこの一度だけ
その後、何度も山に登り
何度もハゼノキやウルシの木に触ったりしたが
どうもない。

ウルシに負けたときに
土筆の葉をすり鉢で摺って
どろどろにしたのを患部に塗ると
翌日には熱も下がり
発疹は枯れて治るらしい。

「らしい」というのはひょっとしてひょっとすると
治らない人もいるかもしれないので
念のために付け加えた。