2011年7月1日金曜日

あれこれ



気になる山岳遭難、とくに体力の落ちた昨今、人ごとではなくなってきた。
日々、少しでも体力を維持しようと頑張るが、しかし、もうマッチョマンにはなれない。
見るも無惨なタルタルのシワシワのカサカサ。
一鶴の若鶏は身がぷりぷりで柔らかくて美味しい、親鳥は身が引き締まっているが、弾力がある分、年寄りには歯が立たない。
その親鳥よりも酷い身になってしまっている。
そう、ジジ鳥だ。
そんなの一鶴にもどこにも売ってないよ。
骨粉になって、鯉か金魚かもしくは猫の餌がいいところだ。

本を二冊買ってきた。
「疲労凍死/天幕の話」平山三男著、「生還」羽根田治薯
いずれもプロ中のプロである登山家の遭難の話ではない。
登山家は危険を覚悟で山に登っているが、わたしはそうではない。
登山家でも冒険家でもない、お天気のいい日に山歩きを楽しむハイカーだ。
実際の体験談がもっとも活きているような気がする。


今日は厭なニュースを耳にした。

九州電力の松尾新吾会長が、朝日新聞の取材に対し、東京電力福島第一原子力発電所の事故をきっかけに定期検査中の原発の運転再開が遅れていることについて「車検の済んだ車に乗るなというようなもの。エモーショナル(感情的)な側面がもたらした一種の風評被害」と述べた。

九電の玄海原子力発電所が地元の反対などでなかなか再開できないことについて、風評被害だと決めつけての発言。
穿った見方をすれば、福島事故のようなことは二度と起きません、福島とうちとは異なる、福島もそのうち収束するでしょうみたいな意味にとれなくもない。
世界が注目している蓄積された大量の放射性物質、今後半減期だけでも30年におよぶ、その被害は計り知れないのだが…。
これが九州一帯の電力を一手に握る経営者トップの思考回路。
貧弱というか、回路がショートしてますね。
とても大物とは思えません。

S・A・R-20*5、ST*2、W30*1、J-TO*2、DS100*2、F*5

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