蛇長石
見たことも聞いたこともない石の名前
しかし、戦前はこの石が多くの家庭にあったらしい。
昔、京都のとあるところで作られていたようだが
戦後、アメリカ軍によって生産が禁止されたとか。
その後、この石を保管している家はあまりないようだ。
この石、実は重宝な石で
蛇に咬まれたときとか蜂などに刺されたときに
この石を湿らせて、患部に当てておくと
不思議や不思議、毒は吸い取られ
腫れも痛みも去り、助かるという。
その後、石を水につけておくと
気泡が立ち毒を吹き出すという。
ウソのような話だが、ほんとうらしいのです。
しかし、なぜ、この石がアメリカ軍によって製造禁止され
今日も製造されていないのか
こちらのほうも不思議なことだ。
むかしわが家にありました。ほんとに効果があったように記憶しています。
返信削除水につけたのも憶えていますが、泡は吹いていなかったような……
長年重宝していましたが、ある時ついに割れてしまったので、
取扱い店である銀座の鳩居堂へ買いに行きました。1980年くらいだったか
しかし店員さん、誰もご存じない。しばらくざわざわしたのちに、
品のいい老店員さん、むかしなら番頭さんというところでしょう、が登場。
この方はさすがにご存知でしたが、むしろあちらが驚いていて、
「お若い方、なぜそんなことを知っておられる」といった感じ笑
もうさすがに扱っていませんよ、ということで帰って来ましたが、
歴史ある老舗を震撼させた?思い出です。
私も子供も時盛んに世話になった石です。戦後鳩居堂で探したが、不明のままでした。記事を拝見して、思い違いでないことが判りました。ほしい石です。今私は94歳です。
返信削除私は昭和24年生まれなので比較的若いと思いますが、子供の頃は散々この蛇長石のお世話になりました。足長蜂に刺されて泣いて帰ると母がこの度蛇長石をちょいと濡らして貼ってくれました。ものの10分もすると吸い付いていたこの黒いそしてちょっと軽めのこの石がポロリと取れます。そして痛みなど100パーセント無くなってしまいました。その石をコップに入れた水に沈めて置くと小さい泡が出ます。ちょっとの時間でその泡が出なくなると水を拭いてセルロイドケースに収納します。一度など蜂に刺されて医者にかかったため何日も腫れ上がって痛みも激しく酷い目に会いました。こんな素晴らしい蛇長石が無くなってとても残念です。
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