村のはずれの守護神<境界に鎮座する性の守護神>
道祖神には二つの側面がある。
その一つは村のはずれや道の辻など、内外を分ける境界にあり、外部から侵入する邪霊や悪鬼などを防ぐ役割である。
村のはずれにある丸石や神像、地蔵などがその名残だ。
もう一つは奔放な性の神という側面である。
長野や山梨などに多く見られる道祖神は、男女が体を寄せ合っている姿や抱き合っている姿で、男性象徴の陽石、女性象徴の陰石を台座にしたものもある。
それらは安産や男女の縁結び、性病防止などにご利益があるとされている。
ご利益 村の守護、縁結び、安産祈願、妊娠祈願、性病忌避など
「日本の神様・仏様」-島崎晋-
S・R-20*5、ST*2、W30*1、DB10*5、F20*5
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