2011年8月12日金曜日

四季の唄



山登りをしていると、ときどき、突然にリュックが重たくなったと感じるときがある。
まるで、誰かが、後ろから乗っかってきたのかなと思うくらいにズンとした重さを感じるのです。
ギョッとして立ち止まって、後ろを振り返るのですが、誰もいない。
変だな思いつつ、そのまま登っていきますが、だいぶ歩いたところで肩の力が抜けたようにフッと軽くなる。
またまたギョッとして振り返るが、やはり、誰もいない。
まるで、どなたかが背中のリュックから飛び降りたように、突然に軽くなるのです。

あれって、なんでしょうね?
いままでに何度か同じ経験を重ねてるのですが、山はシーンと静まりかえっていて、応えようがなく、不思議な面持ちです。
一説では山の妖怪が、登山者のリュックに乗り降りしては、楽な思いをしているとか…。
何という名の妖怪か、一度お目に掛かりたいと思っているが、いまのところその願いは叶わないでいる。


ちょいと早いが秋の端唄一曲

四季の唄(秋)

♪秋はうれしや 二人並んで月見の窓 

色々話をきくの花 

しかとわからぬ主の胸 ちょいと私は気をもみじ♪


ST*2、W30*1

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