2011年8月19日金曜日

地蔵菩薩



もっとも庶民に愛された仏<万物を包み込み、はぐくむ大地の慈悲>

地蔵信仰は、従来のさまざまな民間信仰と習合して、多彩な伝説を生み出しながら、日本の風土に浸透していった。結果、身代わり地蔵、とげぬき地蔵、縁切り地蔵、子授け地蔵、子宝地蔵、子安地蔵、水子地蔵など百近くの名字・名号をもつ地蔵さんが全国に分布している。

昔話として語られる笠地蔵説話もその一つだ。
無欲で善良な老人が、笠をかぶせてあげた地蔵から、大みそかに米、餅、薪、金銀などの形で幸運を授けられるという説話がある。
細部に違いはあるが、この説話は沖縄を除く日本各地に分布する。

お地蔵さんは、道祖神の信仰と結びついて、村の入口や峠にお地蔵様がまつられるようになった。

ご利益   子授け、子育て、滅罪

                        「日本の神様・仏様」-島崎晋-

   池の縁の栗の木に、青いイガグリがたくさん成っていた、秋はもうそこだ…。

ST*2、W30*2、J-BOP*3、DS100*3

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