2011年6月23日木曜日

どんな命にも



…前略…

 焚き火をして、水辺で拾った貝を焼いて食べる。
夜遅く、テントに入ろうとするとガクが水際に座り、月に照らされた海をジッと見つめていた。
ガクの足許に小さな波がザツザツと打ち返している。
ガクにテントに入るかと声をかけた。
いつもなら尻尾を振ってテントに飛び込んでくるのだが、今日は見向きもしない。
犬にも自然の風情が判るのだ。

      カヌー犬・ガク    -野田知佑-


この地球という大切な宇宙のオアシスに共に生まれ、共に生き、そして大自然を感じて暮らしている。
山羊もイルカも鳥たちも、ありとあらゆる動物・植物たち、そして昆虫にお魚たち、どんな命も大切に、そしてなによりも生きていることに感謝。


S・A・R-20*5、ST*2、W30*1

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