「まんま」
ゆんべ
おれが まんまたいた。
ちょっと こげたけど、
父ちゃん おこらんかった。
あんちゃんも おこらんかった。
みそつけて くった。
うまかったなあ、
おれのたいた まんま。
ー三浦綾子著 泥流地帯ー
戦前の子どもたちの作った詩、
この作品を作った子どもは、お母さんが早くに病死して
子どもたちが順番でご飯を竈で炊くという情景。
そういえばこんな時代もあったな~、戦前戦後間なし、
なんにもない時代、つい、この前のような出来事だったのだけど
もう忘れてしまってるわ。
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