山を焼くぞう山を焼くぞう
山の神も大蛇どのもご免なれ
はう虫ははうていけ
飛ぶ虫は飛んでいね
ひっこむ虫はひっこめ
あぶらおけそうけそうけ
さあさあやけやけ
良材などふすべなよ
山奉(山回り)どのに見つけられたらば
があせらるるぞ(打ち叩かれるぞ)
だんじ(大事)にせよ
山里に春がやってくると
のどかな日をえらんで
小峰、大峰に火をつけて去年刈っておいた柴や木を焼く
その灰を肥料にヒエやアズキを蒔く
-208年前に残る土佐寺川郷談より-
※現在のいの町寺川
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