2012年10月31日水曜日

川も賑やかに

 
渡り鳥が今年もいつものように
姿を現しています
道から川堰を覗くと鷺や鵜に混じって
マガモたちが賑わしく騒いでいる声が聞こえてくる
ガーッガーッガーッ!
 
鳥の写真を撮影するのは難しい
彼らは警戒心が強く
ズームいっぱいにして遠くから撮影したのですが
この後、すぐに飛んで逃げていった
撮影はここまででした
 
この写真には小さな鳥も写っている
珍しくはないがイソシギです
魚をねらって川面に飛び込もうとする瞬間。
(写真、真ん中下コンクリートの上)


2012年10月30日火曜日

暖秋


 
モズの高鳴きが秋の彩りをいっそう深める
今年の初鳴きはやや遅かったようだ
テレビの報道では例年9月の中旬だが
今年は10月に入っていたとか
おおよそ半月遅れている
 
モズの高鳴き75日
75日後には初霜が降りるが
例年より半月遅くなる…ということになりそうだ
 
暖かい秋が続いている。


若者たち



秋になってお遍路さんの歩く姿を
よくみかけるようになった。
たまたま通りすがりにみかけるだけなのですが
今日も三人の若い男性
 
みなさん菅笠で、このスタイルが随分と流行っている。
 
山もそうだが、お遍路さんもかつての
中高年から若者へ
 
以前には考えられなかった若者の動き
何かが変わりつつある

2012年10月26日金曜日

雀の子


紅葉の葉もよく見ると虫食いだらけ
穴から空が見えている
 
その虫をねらって鳥たちが梢から梢へ
元気に飛びかう
 
小さい頃に屋根に梯子を掛けて
軒下に手を突っ込み
雀の子をよく捕っていた
 
雀といえば米とか植物の種が餌
と思いがちだが
実はそうではない
彼らも結構肉食系で
特に雀の子はお米は食べない
虫でないと育たないのだ。
 
今日も窓のガラス越に雀が部屋を覗き込んでいる


2012年10月25日木曜日

わん、油かすを食べるの巻


「老人ホームはお洒落な二枚目のお爺さんを探しています。
素敵なお爺さんがいるだけで、お婆さんたちが、
みんないいお婆さんになりますから」
 
戦前、上海でピアノを弾いていたという粋な老人が入所した
カンカン帽が似合い、いつも赤の細身のネクタイ、
ステッキを指先でくるくる回すような人で、
どのお婆さんにもレディとして対応する。
この老人が園内を散歩するようになったら
お婆さんたちも精一杯のお洒落をするようになった。
 
「雑巾みたいだったお婆さんたちが、少女のように愛くるしくなりましたがね、
そのお爺さんが亡くなったら、また雑巾みたいになっちゃって」
 
『大往生』-永六輔-
 
 
わん、また変なことをしだした
咲き終わった庭の花たちに
お礼肥のつもりで油かすの肥料を撒いた
すると、わんがとことこやってきて
片っ端から食べた。
 
惚けの兆候か、それとも単に餌と間違えただけなのか、
どっちだろう?
だいじょうぶか~?

2012年10月24日水曜日

秋路

 
 
 
お遍路さんが辿った跡には…葦と道しるべ
 
日が暮れるのが随分と早くなり
朝夕は冷え込むようになった
そろそろ炬燵が恋しい


2012年10月23日火曜日

医者が青くなる

 
もう少し迫力のある写真を撮りたかったのだが
下草が茂って近づけなかった
こうやって普通に撮るとなんの面白味もない
当たり前の写真になるという典型でした
 
 
棄てた一粒の柿の種
生えるも生えぬも
甘いも渋いも
畑の土のよしあし
 
 
柿は一年ごとに表年と裏年が訪れるが
それは放置した柿の木のことで
昔はこの木の下で稲ワラを積み
肥やしを撒いて、肥料を作った
そのため柿は毎年甘いものが
星屑のようにたわわに実った
 
栄養豊富な柿を食べるとその年は病気知らず
甘柿に含まれているビタミンCはレモンやイチゴに決して負けてはいない
ほかには、ビタミンK、B1、B2、カロチン、タンニン(渋味の原因)、
ミネラルなどを多く含んでいるため、
「柿が赤くなれば、医者が青くなる」という言葉があるほど

2012年10月22日月曜日

間違ってたストレッチ


 
普段からほぼ毎日行っているストレッチ
持病の腰痛対策のため
始めてもうかれこれ20年にもなる
 
ところが最近ストレッチのやり方次第では
股関節を痛めてしまうことを聞かされた。
 
調べたところ、わたしのやりかたはもう古いそうで
駄目なことが分かった。
 
早速、やり方を替えたが、なんと20年間
一所懸命に関節を痛め続けてたとは…驚いた
健康にいいと教えられ信じてることも
ときどきチェックしないといけないようです。
 
-みかんのなるレストラン-

2012年10月21日日曜日

自転車ツーリング

 
いい天気、青空が広がり
爽やかな空気を胸いっぱいに
膨らましながら
今日も自転車で。
 
三豊平野は各地で秋祭り真っ最中
仲間もそれぞれに忙しくて
集まったメンバーは4人のみ
ちょうさで混雑する道を避けて
荘内の海岸線から弥谷寺へ
お遍路さんがのんびりと参拝をしてました。
 
帰り道
ピッツァの美味しいお店に寄って
ベランダからの景色を楽しみながら
ダベリング
 
-なんだってね~、今年も祭りで
けが人が出たんだってよ
ちょうさの四本柱が折れて、顔を強打、骨折よ-
 
いつもながら飲むビールのうまいこと。


2012年10月19日金曜日

主従逆転



わんちゃんの世界は上下関係の
縦社会という話はよく耳にする
つねにボスか子分の関係でしかない
 
わんちゃんには主か従のどちらかの目で見られることがよくある
散歩していると前に出て引っ張る
これはわんちゃんが主でリードを持った人は
子分の位置に立たされている
 
食事や散歩の時間にはわんちゃんから催促する
これもわんちゃんがボスの立場だ
催促される側はその人の意志にかかわらず子分
 
最近、あれやこれやとわんちゃんの意のままにさせていたら
気がついたら主従が逆転していた
妻が食事を与える前にいつものように「おすわり」と命令したら
うなり声の次に「ンガ-ッワン」と吠えられた
 
あらら、おら知らね~。
妻は怒っていた。
 

2012年10月18日木曜日

オシロイバナ



川の土手に咲く花にも
いろいろあって
道行くお遍路さんの目を
楽しませてくれてますが
この花、立秋前から
延々と咲き続けてます
もうかれこれ2ヶ月を過ぎました
 
ところでこの我が家に近い、お遍路さんが行き交う道
かつては追い剝ぎが出没する
危険なところだったことを
知ってますか
 
身ぐるみ剥いでスッポンポンにして
衣類を売り飛ばし
奪った金品で飲めや歌えや
そんな時代もあったとさ
 
むかし、むかーしのお話でした。
 
わたしのご先祖様?
プルプルプル、飛んでも八分
いやいや、むかーしのこと、わからんぞよ。
とは思うのですが、
たぶん、そのような人
ここにはすでにいないでしょう。

2012年10月17日水曜日

わんちゃん、その後の後

 
老化によるストレスで夜鳴きを始めたわんちゃん
近所から苦情が入ってもおかしくない状態だったが
それまで繋いでいたリードを外し
自由にしたその日からぴたっと鳴き止んだ。
 
しかし、その後、一つだけ変な行動をするようになった
日当たりのいい場所に住む小屋と餌と飲み水を置いている。
 
ところがわざわざ朝陽は当たるが、午後からは陽の差さない
玄関に居座るようになった。
 
???、行動を観察した
玄関は夜になると灯りが点く
小屋には点かない
その違いらしい
 
試しに、夜、小屋傍に灯りを置いた。
わんちゃんは小屋に居座るようになった
どうやら夜の闇が寂しいらしい。
暗闇も夜鳴きの一因だったのかもしれない
 
動物は野性味が強い生きものだと思ってたが
間違いで、人間と同じ環境で育つと
動物も人間くさくなるようだ
 
-雨に打たれるハナミズキ-
 


2012年10月16日火曜日

シャッター

 
 
街を自転車で走っていて
ふと目に止まった閉じられたシャッター
これは落書き?
それともお店の宣伝?
 
壁には世界一周99万円のポスター
商店街は人通りもなくどこも閉じてしまってて
侘びしさが漂うばかり
 
 


2012年10月15日月曜日

秋の陽差し

 
祭りが終わって稲刈りが始まった
コンバインの長い影あとにのこして
稲穂はきれいに刈り取られてゆく
 
 
稲刈れば小草に秋の日のあたる
 
-蕪村-
--  


2012年10月14日日曜日

わんちゃん、その後

 
老人性ならぬ老犬性ストレスによって
ある日から突然夜鳴きをはじめたわんちゃん
寝られない日が少し続いた
その後散歩の回数を増やしたり
スキンシップをこころみたが結局治らなかった
 
昨日、お山にご一緒していただいたグランマーさんに
わんちゃんの貴重なお話を伺うことができ
ヒントをいただいた。
 
永く繋ぎ止めていたリードを解放した
かわりに容易に家の外へ出て行ける構造であった
家周りにはネットを施した
 
彼は今までとは比較にならないくらいに
自由に動けるようになった
目が活き活きとし、動きも軽快で楽しそうな様子。
 
彼には気の毒なことをした
家の構造のこともあったが、世間のことを気にするあまりに
長年繋ぎ止めてしまっていたことは間違っていた
本当に、夜鳴きはしなくなった
いまこの時刻、塀の中ではあるがあちこちと自由に歩いては遊んでいる
遅すぎた、もう少し彼の苦しみを早く気がついていたらと思う。
 
-権田山の紅葉-


2012年10月12日金曜日

老化とストレス


太鼓の音が聞こえてくる
今夜から明後日にかけて地元のお祭り
その太鼓の音に合わせて
子どもたちが家から走り出、
わんちゃんも唸る
 
そのわん、一昨日からおかしい
夜中に吠えて止まない
深夜、長時間、あまりにも烈しくて困った
 
図書館で犬の本を漁った
どうやら高齢によるもののようだ
老化からくるストレス
 
ストレスを発散するためにわんの大好きな
散歩の回数と時間を増やし
できるだけスキンシップを繰り返した。
治まった。
いままで以上に接して遊んでやらねば
犬といえども会話が必要だ
たぶん、人も同じなんだろうな、気をつけよう。

2012年10月11日木曜日

アケビとムベ



山道を歩いていると猿たちが食べたのだろう
淡い紫色のアケビの皮が散らかっていた。

もうそんな季節になった
家に帰り庭に自生しているムベの蔓を調べてみた
葉の間から実がぶら下がっていた
まだ青いが十分に膨らんでいる
ムベの実もアケビによく似て外観上からは区別がつかない
アケビは熟れると皮が縦に割れるが
ムベは割れない
実はどっちも甘くて美味しい

2012年10月10日水曜日

一人言


 
自分はものすごく小さな人間だなと思ったことがある
それは関東東北大震災のとき
ポケットからなけなしの1000円札を出して
そのうちの半分500円を被災地に向け寄付した
方がいたと聞いたときだ。
残りの500円は翌日の朝食代だという
 
たしか淡路阪神大震災のときも
似たような話を聞いた。
自分がもしもその日暮らしの生活者だったら
と思うと、たぶんそんなことは出来ないし、ようしない。
実際、大地震で寄付した金額は微々たるものでした
恥じるばかりだが、小さな性格はなおりそうもない


2012年10月9日火曜日

BUS STOP

 
ときどき見かける古い壊れかけの停留所
都会ではバスも電車もなくてはならない
交通機関ですが、
田舎では乗るお客さんがいない
ほとんど利用する人のいない停留所
田舎でならではの光景になってしまいました
 
これなどはまだ立派
山間部へ行けば、壊れた停留所に
苔が生えてたりする。
 
押し寄せる高齢化社会
いつまでも車の運転は危険なのですが…
はて、人ごとではない、何年か後、どうするか。
困ったことだ。


2012年10月8日月曜日

秋色



今日は高知いの町髙藪から登る
直登ルートを歩いて平家平へ
 
平家平から冠山への稜線上は秋色が始まってました
特に冠山の頂き西にある岩場から眺める
ちち山や笹ヶ峰の風景は素晴らしい。
 
渓はすでに秋色。 
これからもっと深まるでしょうか。

2012年10月7日日曜日

自転車ツーリング

秋のさぬき路をいつものメンバーで
今日は財田川の土手を走り財田黒川に抜け
いちじく峠(仮称)を経て山本神田へ

ちょうど秋大祭真っ最中
黒とんぼ、赤とんぼ
二つのちょうさの先頭には
コンコンチキチコンチキチ、船の形をした楽車も

ちょーさーじゃ!ドンコドコドン
威勢よく赤とんぼが練り歩く
峠の下の民家では獅子舞が景気よく跳ねていた
 
のんびりと走った距離38km
ちょっと物足りない秋のツーリングでした

2012年10月6日土曜日

ピンボケ写真


いつもの川原でカメラを手にして
ぶらぶら散歩
カメラにはマクロレンズをつけて
思いきり背景をぼかしてやろうと
絞りを解放して撮ってみた
 
家に帰ってパソコンに入れてみた
全部ぼけていた。
いえ、背景でなくて、被写体全部がぼけてました

 
コンデジのオートばっかりで撮ってると
写真の撮り方忘れてしまいました。
うろ覚えなので余計です。
 
-トリカブト-

2012年10月5日金曜日

カラス



「出来の悪い烏の巣」
どういう意味か尋ねた
答えはガラクタばっかり集めているから
ということだった
変な収集癖がある人への悪口言葉だ
 
カラスは、大きな樹木、鉄塔など高いところに巣を作る
その巣作りの材料が一風変わっている
普通は木の枝だが、
なんでもあり、
ポリエチレンのひも、ビニール袋、針金ハンガーなど
どうやらこれが原因らしい。
他の鳥には見られない
 
ところでカラスがカッ、カッ、カッと早鳴きしたときは要注意
これは威嚇だとか
このあと頭を狙って襲ってくることがあるらしい。



<秋祭りが始まった
町角のあちこちで太鼓台の音が賑わしい>

2012年10月4日木曜日

人は遊ぶ


人間は遊ぶ生きものである
寸暇を惜しまず視聴覚五体頭脳全身全霊
丸々駆使して遊ぶ
 
相手よりひとつでも多く無駄口を挟んで遊ぶ
 
-杉浦日向子-
 
最期に「あ~、楽しかった」
と言いたいね
 
 


2012年10月3日水曜日

ハゼツボ



ハゼは竿で釣るものと思ってたが
蛸壺と同じく
ハゼツボというものでとっていたらしい
 
ハゼツボには餌が要らない
なぜハゼはこのツボに入るのか?
主には避暑にやってくるとのこと
その次にはメスが卵を産む絶好の産卵箱
 
ときにはこのハゼツボにタコやアイナメにメバルも
入ったらしい。
あ~、ビール・ビール、涎が出るよ。
 
 

2012年10月2日火曜日

ウンラン


 
気候が涼しくなってミサゴが戻ってきた
裏山でしきりと飛び
今日は川の上空でホバリング
 
裏山のどの辺りで巣を作っているのか
目で追跡した
崖の上のある一本の木の上に止まった
捕まえた食べ物をしきりとついばみ
食べ終わって、くつろいでいる
 
遠すぎて手持ちのカメラではとらえられないが
双眼鏡ではその姿が間近に見える
楽しみが一つできました。
 
-ウンラン(海蘭)-


2012年10月1日月曜日

十六夜



午後からは晴れるものと思ってたお天気
今日は一日中霧雨でした
 
しかし、夜遅く、9時前くらいから
お月さんが雲間から出てきて、
夜の道を煌々と照らしています。
 
お月さん、いつの時代にも綺麗ですね~
明日も晴れそうです。