2011年2月2日水曜日

切り干し大根


幸せに感じるひとときがいくつかある
悪い癖だなと思いつつ
直さないままこの歳になった。
  
夜、小さなスタンドで枕元を照らし
腹這いになって本を読む
照らし出された狭隘な範囲には
畳の上に散らかった本と一個の時計
  それ以外は暗くシンとしている。
だらしなく手を伸ばし、温くなったお茶を飲む
このひとときがなんとも堪らなくいいのです。

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