2010年12月31日金曜日

大晦日

飯野山薬師堂

歩く道は真っ白
今日もたくさんの人たちが
訪れてました。

山枇杷の 硬い花芽にも雪

準備万端のお大師さん

一足早くお詣りを済ます若きカップル

何時間か後には大勢の善男善女たちが
一年の煩悩を洗います。

2010年12月30日木曜日

火の用心


今日も夜にわんちゃんと散歩
溝に落ちて消えないように右側通行の
左側を歩いてもらった
    
風が吹く田舎町に
消防車が鐘を鳴らし赤いパトライトを作動させて
ゆっくりのんびり巡回してる
  
こんな日に火事になると
風の勢いで、たちまちに燃え広がってしまう
火の用心、ご用心

2010年12月29日水曜日

わんちゃん


犬も歩けば棒に当たる
  
夜遅く散歩に出かけた
歩く道は少し暗かったが見えないことはない
一匹と一人がトコトコトコ
横を歩いていたわんちゃんの姿が
突然見えなくなった。
  
犬も歩けば溝に落ち込む
   
※写真は本文とは関係のないわんちゃんで
三嶺の名犬チビ(シロ)でした。

2010年12月28日火曜日

温泉


寒くなるとお風呂が恋しい
出来たら大きな銭湯か温泉に行って
一週間くらいのんびりくつろぎながら
浸っていたい。
そんな温泉が東北にはあるらしい。
東北、今頃は雪に閉ざされているんだろうな~。
シバレル朝、そんな朝は迎えたことがない。
どんなに寒いんだろう。

2010年12月22日水曜日

あっちの山から


あっちの山から こっちの山から
赤い父っちゃん 大人づれで
一でよいのは 糸屋の娘
二でよいのは 肉屋の娘
三でよいのは 酒屋の娘
四でよいのは 塩屋の娘
五でよいのは 呉服屋の娘
六でよいのは 蝋燭屋の娘
七でよいのは 質屋の娘
八でよいのは 鉢屋の娘
九でよいのは 櫛屋の娘
十でよいのは 豆腐屋の娘
豆腐かついで えっささ もっささ
                    <手鞠歌>

2010年12月21日火曜日

a certain discussion


人間はいろいろな環境の中で
様々な価値観を持って生きている。
当然に考え方も異なっており
だからこその社会なのですが
その社会はいつまでも一つところにはとどまっていない
いつもある方向に動いている
それは民主主義的で、開放的で
前向きな姿をしている。
ときには閉鎖的で観念的で排他的な
出来事などもあるのだが、それはいつか
淘汰される。

2010年12月20日月曜日

GPSログ考


GPSで山登りすることはかなり普及し、夏はもちろんですが
特に冬山を目指される方には欠かせない
貴重なものになっている。
山を歩くとき、即座に自分の現在地が分かるし
高度・方位・進路・時刻・歩く距離・歩いてきた奇跡・
等高線による地形の把握・ルート・滝・湖・崖などが分かる。
最近の山での事故・遭難(スポーツ、山菜採り、
観光、学術研究調査なども含む)
を考えるとこの貴重な機器を使わないこと自体が
ナンセンスな時代になってきているように思える。
もちろん、高価なものですので、なかなか購入できる
ものではありませんが、最近はかなり安くなって
きているし、そのうち、知らない街へ出かけたり
旅行するのにも欠かせないものになるものと思います。
おそらく、それは携帯電話に付加されるときも
くるのではないでしょうか。
   
ホームページやブログを開設して
積極的にコミュニケーションを楽しんでおられる方は
これを使って、過去の記録として残したり、
またログを公開、あるいはデーターを交換したりなどもして
一層山登りの際の安全を確認したりしています。
この結果、おそらく、山登りをされている方は相当に
特定の山に対して事前の詳細な情報を把握でき
安全に山に登ることができているのではないでしょうか。
わたしもその一人なのです。
  
一方で、最近の登山人口の急激な増加で
オーバユースによる登山道や尾根・沢などが
荒れてきていることも事実で問題になっています。
トラックログを公開することによってこれを見た方が
刺激され山に入る方が増える、あるいは
一般的なルートでないところへ入る方が増える、
必然的に山は荒れるとして、警鐘を鳴らす方も
おいでるようです。
  
随分と古い言い方ですが、人間が発明した、あるいは
開発した文明の道具は数え切れないほど多々ある。
機関車、電話、電気、飛行機、時計、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、車
船、ロケット、ときには鉄砲、ダイナマイト、究極には原爆などなど。
  
このどれもが、大なり小なり、功もあれば罪もあります。
車はどうでしょう、これがなければ交通機関がない
田舎では生活ができないほどのものですが、
一方では交通事故発生がおおよそ73万件
負傷者が90万人、死亡者はざっと5000人
これほどの犠牲を伴って、なおかつ、車が走る道は
ある意味で多くの自然を破壊し続けてきたでしょうし
、今も尚進行が止まっていない。
ダイナマイトはどうでしょう、山を切り開き
橋や道路を作ったり、鉱山を開発したし、しかし
その裏では発明したノーベルさんの意図に反して
戦争に使われ、何百万人何千万人の方が命を失っています。
原爆はどうでしょう、かたやそのとおり、究極の殺人兵器です。
しかし、原子力発電なくして、水力・火力・風力などだけでは
まかないきれない状態です。
ものには必ず功と罪がある。
自然界にも存在する薬草は薬にもなるが毒にもなる。
要するにそれを使う人間次第というわけですが、
GPSによるログの公開がそれほどに罪になっているんでしょうか?
本当に自然を汚し破壊し続けているんでしょうか?
まったくない、ゼロとは言い切れませんが、
それははなはだ申し訳ないが間接的なものでしかないはずです。
間接、それも山を愛する人が静かに歩いている方がほとんどです。
GPS、安全と生命とを守る事に対する
功の部分を上回るような罪で危険なものなんでしょうか?
仮にもしも罪だとしたら、目を悪くし、
コミュニケーションのない一方通行の、
家に閉じ込めてしまうと云われているテレビ、
あなた止めますか?いまだに交通戦争を引き起こしている車
と開発が止まらない道づくり、あなた乗ることを止めますか?
パソコンも相当に目に悪い機械ですし、ネットはある意味
犯罪の温床にもなっている今日です。
ネット通信もホームページもブログも止めますか?
ホームページやブログそのもが公開であり
なんであれログ抜きの記事そのものが
間接的に人を刺激し、動かしていることも
考えてみたことありますか?
ログの公開が悪いというならホームページや
ブログの公開も否定せざるをえないのではないでしょうか?
むしろ、公開することにより、いままでにない
新しい世界が広がり、コミュニケーションが深まり
安全に対する認識やその他のさまざまな議論も
深まるのではないでしょうか。
それは、テレビではあり得ない、全国、全世界の人たちとの
コミュニケーションの新しい在り方です。
誰にも止めることなどできないでしょう。

2010年12月19日日曜日

走り納め


今日はサイクリングクラブの走り納め
塩入温泉まで走ったので
温泉に入って、レストランで忘年会
と思ってたら、これが大間違い
先輩が時刻がまだ早い、もう少し走ろうという。
お腹というものは正直なもので
温泉の玄関先でグーと鳴る。
  
空きっ腹を我慢してまたまたひとっ走り、
隣町まで帰り、某レストランで開催。
ビールと熱燗を少しだけいただき
おいしい料理にご満悦でした。
  
いい一年でした、来年もみんなで元気に走りましょう。

2010年12月17日金曜日

功と罪、表と裏


山を歩いていると、さまざまなものが目に付く。
登山道の脇に打ち付けられている道標だけでなく
石を積み重ねてのケルン
岩に白いペンキ、赤いペンキ
山頂にたつと、あちこちに登頂記念のプレートや
二つも三つもの山頂標識。
    
色とりどりのテープ、ピンクは林業関係の
方がつけられたものが比較的多い。
白、これも主に木材伐採時に木に目印のために
つけたものが多い。
黄色、もしくは黄色と黒は林野庁とか
国土地理院の方などがつけられたものが多い。
青、これは自治体の方が境界調査等で
つけられたものが多い。
      
いずれも仕事のためだが、その多くは
仕事が終わっても放置されていたり、
また、ときにはそれらの踏み跡に
空き缶や一升瓶などが転がっていたりもする。
      
一方多くの登山者はなぜか
赤テープを使用することが多い。
しかし、そのほとんどが、テープ本来の目的である緊急時の
道迷い防止対策として着けられているようには見えない。
わたしもザックに非常時用にと
テープと鋏を忍ばせてはいるがまず使ったことはなく
今では緊急対策として必要なのかどうか
疑問に思うこの頃です。
      
どうにかすると、テープなどは折角の素晴らしい自然の
景観を台無しにしているなと思う。
おそらく、どれもが人間の勝手都合による処置であって
結果的に自然を大切にする行為ではないようです。
    
しかし、しかし、一方で山頂標識やケルン、
そしてテープが適切に施されていれば
満ち迷い、あるいは怪我を負った不安に駆られた
登山者がそれによって随分と助けられたということは決して少なくはない。
一つの行為、あるいはなんらかの情報提供は
ある人にとっては無意味もしくは非常識に写ってしまうが、
別なところでは人道的なもの好意的必然的なものとして重宝される。
     
ありとあらゆる行為・物事には一方では
罪であり一方では功でもあるのですが、
人の介在する物事や行為にはややもすると
行き過ぎがあって、だからこそ自制と規制が求められる。
しかし、得てして、人というものは自己中心的で
自制や規制をもっとも忌み嫌ってしまう。
     
モラルやマナーに訴えても
それだけでは不十分な場合があって、
もちろん幼い頃からの教育や社会的な環境作りも大切ですが、
最後には法律と罰則に頼らざるを得ない。
     
法律と罰則を作っていても、例えば山の植物を採取することは
犯罪行為なのですが、社会的モラルが低く、また規制する仕組みも
まったく不十分なため、一向に盗掘が減らず、絶滅危惧種が増え続けている。
もっとも嘆かわしいのは行政による自然開発、もしくは業者への
事業認可ではありますが…。
     
一方でわたしたちが最も気をつけないといけないことは
モラルを説く人間が、モラルを守っているかどうかだ。
自分のしている行為、それを知ることも
把握することも反省することもせず、
人に説教したり、求めたりすることをしてはいないだろうか。
また、ただただ自分の立場を守りたい、それだけに
執心して物事を判断していないだろうか、あるいは
そう思われても仕方のない行動をしていないだろうか。
    
人とは本音と立て前、表と裏があって、
それが故にきれい事を並べ立て勝ちなのです。
最も恥ずべき行為はもっともらしい理屈事を並べ立てて
人を責めることですが、
それは、先ず自分自身に当てはめないといけない。

2010年12月15日水曜日

山岳遭難


山岳遭難は年々増え続け
今年も最多を更新しているようだ。
しかし、内容をみてみると
その事故の中には
山菜採りによる遭難、観光による
遭難などのウエイトも大きい。
最近のもっとも新しいニュースでも
こんな話題が報じられており
日本人のマナーの悪さ、常識のなさが問題になっている。
12月10日、山梨県西沢渓谷で観光目的で
遊歩道を歩いていた家族、2人滑落死亡、
1人は低体温症だったが命には別状なかった。
この西沢渓谷は12月1日から積雪と凍結のため
入山禁止にしていたが、入る人は絶えない。
入山した家族の服装は軽装で山の装備はしていない。
どうやら普通の靴で凍結した遊歩道を歩いてて
滑って斜度45度の渓へ150m滑落した模様。
事態は深刻、11日にさらに「通行禁止」措置をとったが
入る人は絶えず、通行禁止ですよと注意しても
「自己責任で入りますから」とか「以前にも入ったことあるので大丈夫」とか
制止を振り切る人が続出しているらしい。
遭難騒ぎで上空にヘリが飛んでいようがおかまいなし
なかにはカメラを持って入る人も
いまも、まだトレランとか犬の散歩で入っているとか…。
考えられないことが起きている。

2010年12月14日火曜日

はがき


この時期になると舞い込むはがき
だんだんと寂しくなるよ
  
「受け箱の傍たたずみて喪の知らせ」

2010年12月11日土曜日

断捨離


不要なものは購入することを断ち、
要らないものは捨て、物欲から離れる。
    
例えばキッチンを見回してごらん、
包丁何本あります?お皿やお茶碗、湯飲みやコップ
どのくらいあります。
このなかで日頃使われている物は
戸棚にしまわれた物が山のようになってませんか
衣類は?電気製品は?洗濯や掃除道具は?カー用品は?
趣味に使っている道具類は?
子どもたちのおもちゃは?などなど。
  
言われてみて見回してみるとなんと多いこと、
それらの一つ一つ、あれば便利…、しかし
使われているのだろうか?
家の中のあちこちに山のようになっていて
どこになにを仕舞ったのかさえ分からない
そんな家庭にいつの頃からかなっている。
  
断捨離、物欲から離れて
もう一度簡素で快適な生活とはを
考え直してみることも大切。

2010年12月10日金曜日

散歩


じわりと冷え込みが厳しくなり
早朝の散歩も出かけるのに
わざと力を入れ、かけ声がいる。
これも一緒に散歩に行く
わんちゃんが喜んでくれるから
それがないととても行く気持ちは起きない。
わんちゃん、そんなことなどおかまいなし
今日は三度も気張った。
うそやろ、こらえて~。

2010年12月9日木曜日

初冠雪


とうとう阿讃山脈に雪が積もった
慌てて納屋にしまっていたスタッドレスを
取り出し、近くの洗車場に。
タイヤマンさんでしてもらえばあっという間に
履き替え作業をしてくれるが、ここは節約
自分でジャッキで持ち上げ
一本一本履き替える
40分で済んだが、やっぱり腰にくるわ~。
うっし、これで冬山もOK~。

2010年12月8日水曜日

あといくつ寝ると…


人は分からないものだ
それまでなんの問題もなく幸せに
生活していたのに
ある日突然に不幸が訪れる
その日から苦労の連続
日夜苦労をし続けて
またいつかの日に幸せが訪れてくれれば
いいと願いつつも、その日がいつなのかは分からない。
身近なところでそんなことが起きるのを
見るのは忍びない。
    
交通事故と健康にはどれほど注意しても
注意しすぎることはない。
もしも、自分の身に何かが起きてベッドに伏して
家族を苦労のどん底に落とし込むぐらいなら
即座に死んだ方がまだ家族は
一時的に悲しむ程度で済む。
そんなことをふと思ってしまう
世の中は世知辛い。

2010年12月7日火曜日

師走


12月はやっぱり気ぜわしい
あれもしてこれもして
それもして、一年の締めくくりです。
翌年に持ち越さないように
早め早めに段取りしなきゃ。

2010年12月6日月曜日

お医者さんがお友達に?


久しぶりのお医者さん
10時に受付して終わったのは
午後の3時近く、半日潰してしまった。
お医者さんから云われた言葉に
加齢による症状
世間でよく言い継がれてるが
だんだんと悪くなる目、歯、足
ンゲゲゲッ、すると次は…。
お医者さんと末永~く
お友達になる年代になったわいわい。

2010年12月5日日曜日

サイクリング


早朝はちょいとひやこかったが
お昼が近づくにつれ
一枚脱ぎ、二枚脱ぎ
走るにつれ、坂道を上るにつれ
汗が噴き出す。
今日はいい天気
弥谷寺から詫間の加嶺峠を抜け仁尾の
海岸を眺めながら…。
走る爺さんたち賑わしい。

2010年12月4日土曜日

秋晴れ


強風と横殴りの雨を伴った低気圧が
去った後の山道は枯れ枝と枯葉が積り
薄い踏み跡を覆い隠してしまった。
直感とヤマ感に頼りながらも
地形を確認しながら歩く作業は結構楽しく
僅かに吐く息の白さにも熱が篭る。

2010年12月3日金曜日

柚子


桃栗三年柿八年 柚子の大馬鹿十八年
  
昨日、剪定をしていたらすっかり涼しくなった葉陰から
なにやら丸くて黄色いものが
ありゃりゃ、実がなってるわ
亡き母が実生で植えてから何年経ったのかな
それくらいの年月は経過したかもしれない。

2010年12月2日木曜日

サザンカ


キリギリスくん、夏にしっかり遊んだはずなのに
この時期になっても元気
この花、山茶花と書くはずですね
どことなくお茶の花にと思ってたら
山茶花もお茶もツバキ科でした。
   
さざんかさざんかさいたみち
たきびだたきびだおちばたき
あたろうかあたろうよ
しもやけおててがもうかゆい♪
   
もうすぐピープー木枯し吹く冬
ほかほかの甘~いお芋さんが懐かしい季節です。

2010年12月1日水曜日

ノジギク


いまから30年前、わたしの働く会社にある若者が面接試験に来た。
耳にはピアス、指輪が華奢な指をひときわ引き立てている。
周りの誰もが、彼の姿を見て驚き、勤める場所を間違っていると思った。
そんな彼は後日採用されたが1日だけ勤めて辞めていった。
  
当時は茶髪が若者の間で流行っていたが
会社も世間も田舎ということもあってかそれを
受け入れることができず、非難の目だったし
勤め人は勤め人らしく日本人は日本人らしく黒髪にせよ、だった。
  
あれから30年(どこかで聞いたセリフ)
いまではお堅い職場で働く人ですら口髭に
あごひげ姿で働いている。
茶髪やピアス、指輪でさえ非難した当時の上司や
町の人たち、すっかり受け入れ
それどころか、自分たちが積極的に新しいフアッションを
身につけているようです。
人の考え方や常識というものは時とともに変わりやすく、
時代のうつろいははやい。

2010年11月30日火曜日

港の灯台


堤防に座って
釣糸の先の浮子を眺めて一日過ごし
青い海と白い三角波を焼き付ける
                                      ある日の瞼裏
                           

2010年11月29日月曜日

砂浜


遠くから人の手によって運ばれてきた砂
浜はその砂で覆われ豊かな砂地ができた
砂浜を歩いていてふと気づく
かつての浜には海に棲むカニ達の
穴が沢山開いていた
潮が引いたたまりには小さなハゼたちが
泳いでいて、人が近づくと
ツーッと逃げていく。
どこへ行ったのだろう、少し沖かそれとも違った砂浜で
元気で過ごしているのだろうか。
あらためて豊かな海とは…を考えてしまう。

2010年11月28日日曜日

瀬戸の海


近年のこの海、詩情が思い浮かばない
表面は一見昔のままのようだが、それほどに荒れた
水質はいまだに年々悪化し
沖の砂は業者の採取で消え
歩けば琴の音が足元で聞こえたはずの
海岸もその砂が沖へと流れ去り
いまは見せかけの作り事
あれほどに豊かであった藻場もどこへやら
人々はこぞって小魚を根こそぎ掬い上げ
もう見る影もない。
青く輝いて見える海の底はおそらくごみの山
海だけではない。

2010年11月27日土曜日

晩秋


一枚の 想い出はらと 散り落ちぬ
   
                     むらくも

2010年11月26日金曜日

山門


三色に彩られた山門の階段を下る
石畳の上には幾重にももみじが落ち、
時の足跡を刻んでいる。
ひんやりした空気を肌で感じながら
ときおり傍を通るお遍路さんの
白い装束にふと遠い郷を思い浮かべ
なにがしかの情を悟る
                         根香寺

2010年11月25日木曜日


紅葉があまりにも綺麗なので家族で記念写真
通路なので通る方は撮影が終わるまで
ジッと待ってらっしゃる。
そんなとき撮影されてる方が
待っててくれた方に一言言葉があれば
ホッとします。
ちょっとした気遣いがお互いの心を和ませてくれる。
  
                   根香寺

2010年11月24日水曜日

緑と赤


一人のお遍路さんが経本を開いて
  はっきりとした、透き通る声で
  お堂に向かってお経を唱えている
  
まだ初々しくその誠実な姿が
お香の煙漂う静寂な風景によく似合っている。
山門では楓の緑の葉と赤く焼け始めた
葉とが融け合い、訪れる人々を優しく迎えていた。

2010年11月23日火曜日

屋根に積もる紅葉


たくさんの方が八十八ヶ所巡りをされていました
                       白峰寺

2010年11月22日月曜日

外見が大事?


人は外見で物事を判断したり
  決めたりすることが好きだ
  
例えば、高価そうな衣服を身につけたり
  整髪や身だしなみを整えたり、会話言葉に品があったり
  それだけでも十分にその方に
  接する人は丁寧に親切になったりする
  
例えば、懐にはいかにお金を持っていようが
  家に財産があったとしても
  外見がボロボロの服装などしていようものなら
  それに対する人は味噌糞三文の扱いをする
  
権力権威などもそうだ
    その人に権力権威があることが
  分かるから丁寧に失礼のないように対応するが
  分からなければ見かけで判断して接する
  
見かけで判断して接していて
  その間違いにあとから気がついたときには
  ばつの悪い顔をするかそれとも青い顔をするか
のどちらかになる
  
面白いのは男と女に関してのことだ。
当然に男前は持てて、スタイル良ければ
たちまち何人もの女性がいいよってくる
キャーキャーと気勢を上げて言い寄ってくるからおもしろい
美人も同じで、何人もの男が寄ってくる
しかし、いくら性格良くて品行方正であっても
醜男はなかなかに持てない
それよりむしろもてるには性格よりはお金かもしれない
  
なぜ、中身より外見が重要なんだろう?
本当は外見よりは中身が重要なはずなのに。
これは多分、人間が人間に進化する以前の
動物的本能に基づいて行動する
遺伝子的なことに起因しているんではないだろうか
  昆虫、動物は形や色、匂いで判断することが
生きていく上で最も重要なことなんだと思う。
とすると人間も昆虫や動物と変わらないというか
延長線上にあるに過ぎないということになる。

2010年11月21日日曜日

サイクリング


法泉寺でもみじ祭り
  
ツーリング連は早速走って見てきました
  
お茶会に習字、そして琴の調べ
  
駄洒落が飛び出ました
  
「それはオオゴトや」、周りにいたみなさん一斉に凍りつく。
  
今日は小春日和で暖かくて良かった。

2010年11月20日土曜日

お山の異変P2


今日の地方新聞の記事に
  
三豊市高瀬町の県道で一度にイノシシ6頭を
  
車で撥ねて死なせたニュースが載っていた。
  
これまでも度々イノシシが道で災難にあっていたらしいが
  
一度に6頭は初めてのこと。
  
山でイノシシやシカが増えたということも
  
あるだろうが、それにしても
  
これほど人家や道に出てくるというのは
  
やはり、異常だ。
  
しかし、6頭一度に撥ねたというのもちょっとね~
  
道に6頭集団でかたまっていたという
  
のだから、普通は早めに気がついて
  
止まりそうなものだが…。

2010年11月19日金曜日

お山の異変


お山になにか異変が起きているようだ。
  
全国ニュースでクマ被害が相次いで
  
報道されているが、同様にイノシシやシカによる
  
被害も深刻らしい。
  
おばちゃんたちがこんな話をしていた
  
イノシシが畑へ侵入してきて
  
農作物を食べるらしいのだが
  
これは毎年のことで、去年までは
  
そう深刻なものではなかったそうです。
  
というのは、例年は落ちた柿の実や栗などを
  
拾い食いする程度だったそうで
  
ところが今年は状況がまったく異なっている
  
柿の木、栗の木に突進して実を落とし
  
それをことごとく食べ尽くしてしまうそうで
  
木は傷つき折れてしまい、畑の他の作物も
  
食い散らかしてしまってるのだとか。
  
お山では楢の実などのどんぐりが  
  
今年はほとんど成っていなくて、
  
動物たち、食べる餌が枯渇しているようです。
  
直ぐ近くの七宝山でもシカが出現している
  
という話が伝わってきた。
  
七宝山でシカが生息している
  
などというのは初耳だ。
  
いったいどこからやってきたのだろうか、
  
よっぽど餌がなくて、どこかから
  
移動してきたとしか思えない
  
動物の世界では異変が起きているようです。 

2010年11月18日木曜日

山に冬が来た





とうとう四国の山に、冬がやってきた。
  
三枚の写真は剣山山頂にある
  
今日のライブカメラ映像です。
  
この気温が続くと
  
明日からのお天気次第では銀世界になる…かな?

2010年11月17日水曜日

石鹸


お風呂に入ると石鹸、それは私たちの
  
子どもの頃には欠かせない物でした
  
しかし、その石鹸、風呂場から姿を消して久しい
  
いまはすっかりシャンプー、リンス、
   
そしてボデシャンに取って代わっている。
  
あの石鹸、使うといい匂いがして
  
しかもよく泡が立って、汗や汚れがよく落ちる。
  
石鹸はもう一度見つめ直され、使われる時代が
  
来るような気がするが、どうだろう?無理か~。
  
-石鹸愛好家-

2010年11月16日火曜日

駄洒落と機智


杉浦日向子さんの「一日江戸人」のなかに
  こんなのがあった。
  
女「オヤ、憎いのゥ、雲が出てきんしたよゥ」
男「どら、物干し竿を貸してくださっし」
女「何にしなんす」
男「イヤサ、雲をサ、のけようかと思って」
女「オヤ、ばからしい」
  
機智のきいた男の会話とはこんなもの
  
もう一度同じ場面で
  
男「良え月夜じゃァねえかえ」
女「オヤ、憎いのゥ、雲が出てきんしたよゥ」
男「そりゃ雲(困)った事だ」

2010年11月15日月曜日

カメラのGPS機能

昨日、購入したオニューのカメラでGPS機能を使って
撮影位置および方位を地図で確認してみました。
上の写真、観音寺市にある萩丘公園から撮影したものですが、
撮った写真から北緯34度4分34.9秒、
東経133度41分10秒であることが判明
早速、グーグルマップに撮った写真を載せてみました。
おおよその位置と撮影方向も表示されている。

緯度東経から大谷池の北西側であることが判明

撮影方向である磁気方向は178.75度
であることが写真から判明
バックに写っている山を撮影ポイント
および磁気方向から地図で割り出しをすると
雲辺寺であることが分かる。

磁気方向は少し幅があるようだが
緯度経度はかなり正確で誤差10m程度だろうか、
カメラのGPS機能、使えますね。

2010年11月14日日曜日

カメラ


昨日の山で、撮影中にいきなり故障してしまった。
  
スイッチを入れた途端にレンズエラー
  
カメラ屋さんに修理依頼をしたところ
  
デジカメが一台買えそうな修理費
  
4年間、週に200枚程度の使用
  
おおよそ4万回のスイッチ、オンオフ
  
この程度で壊れるとは思えないが
  
使用環境が悪い
  
たまに落としたり、ホコリやゴミも多い、
  
雨の日にもぬらしながら撮影、仕方ないだろう。
  
そこで新しいデジカメを購入
  
すると新しい機能が、スイングパノラマ
  
GPS機能が加わって方位に緯度経度が分かる
  
おまけに夜景、風景、マクロ、人物撮影などがオート化し
  
手ぶれ補正も一段と進化している。
  
値段は貯まってたポイントもあったが
  
修理代以内で済んだ。
  
買ってよかったようだ。

2010年11月12日金曜日

そろそろと冬山…かな


大山、10月27日に初雪
  
その後、連日の好天で雪は溶けたと思われる
  
その大山の外輪山、といわれている
  
矢筈ヶ山~甲ヶ山へ明日登りに行く
  
雪が降らなければいいが、降ればアウト
  
ゴジラの背に乗って、乗り心地がどんなんかな~
  
確かめてみたい。
  
ギャオーなどと叫びながら暴れ出すかな。