2010年12月15日水曜日

山岳遭難


山岳遭難は年々増え続け
今年も最多を更新しているようだ。
しかし、内容をみてみると
その事故の中には
山菜採りによる遭難、観光による
遭難などのウエイトも大きい。
最近のもっとも新しいニュースでも
こんな話題が報じられており
日本人のマナーの悪さ、常識のなさが問題になっている。
12月10日、山梨県西沢渓谷で観光目的で
遊歩道を歩いていた家族、2人滑落死亡、
1人は低体温症だったが命には別状なかった。
この西沢渓谷は12月1日から積雪と凍結のため
入山禁止にしていたが、入る人は絶えない。
入山した家族の服装は軽装で山の装備はしていない。
どうやら普通の靴で凍結した遊歩道を歩いてて
滑って斜度45度の渓へ150m滑落した模様。
事態は深刻、11日にさらに「通行禁止」措置をとったが
入る人は絶えず、通行禁止ですよと注意しても
「自己責任で入りますから」とか「以前にも入ったことあるので大丈夫」とか
制止を振り切る人が続出しているらしい。
遭難騒ぎで上空にヘリが飛んでいようがおかまいなし
なかにはカメラを持って入る人も
いまも、まだトレランとか犬の散歩で入っているとか…。
考えられないことが起きている。

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