2020年8月23日日曜日

亀島



一艘は出た 龜島めぐる 櫓声も遠に

碧梧桐が仁尾蔦島のこの地で詠んだ句だ。
その海では子どもたちがぷかり浮かんでいて
遠くにジェットスキーの爆音が聴こえていた。
うーん、時代は常に変化し続けるんですね。
そういえば、目の前の亀の姿に似た小蔦島には
縄文時代の遺跡、貝塚がある。
仁尾側の海岸は埋め立てられてしまったが
きれいな遠浅の砂浜で貝や小魚が
たくさんいたようだ。
当時とは随分と風景が異なっているとは思うが、
島の姿はそのままなんでしょうね。
頭の中で縄文人が海で丸木舟をこぐ姿など
当時の様子を思い描いてみるが
さあ、どうなんでしょう。

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