2024年8月31日土曜日

ノリウツギ



台風が過ぎ去り、一晩中点いていた避難所の灯りも消え
だれも居なくなった
まだ暗く重たい雲が垂れ込めてはいるが隙間が空き青空が覗いている
やれやれ一安心

10年ほど前に自宅で飼ってたワンちゃんが
認知症に罹りある日突然にいなくなり、探しても探しても
見つけることができなかった
これはいわゆるワンちゃんの徘徊に該当するのだが
高齢になり認知機能や体の衰えを感じて強いストレスが加わると
不安になり、それが原因で徘徊するようになるらしい
認知症の方が全員ではないにしてもなぜ徘徊するのか不思議に思っていたのだが
そういうことだったんですね
健康な人でも不安や恐怖を感じると落ち着かなくなりますが
気持ちがわかりますよね


2024年8月30日金曜日

オタカラコウ



オタカラコウとメタラコウの区別がつけにくくて
いつもパッと見には判断できなかった
花弁が少なくて貧相なほうがメタカラコウだが
絵を描いてみて葉に大きな違いがあることがわかって
遠くからでもサッと判断できるようになった
オタカラコウの葉は腎型で丸みがある
メタカラコウはハート形だが葉の肩や先がやや尖っている

観音寺市の一部地域と三豊市全域で高齢者等避難情報が発令された

台風は九州上陸後かなり衰えているようで994hPa
最大風速は20m、当初と比べて少しホッとする勢力になった


 

2024年8月29日木曜日

天狗の鼻(梶ヶ森)にて



台風がゆっくり近づいているので備えも慌てずに
済ますことができたが
一番困ったことは雨戸で、戸袋の中にスズメの巣で
枯れ枝や草などがごっそり
一枚の戸袋にゴミ袋一杯分が詰まっていた
春になると卵が孵り
子スズメが賑わしくなり花についている虫などを食べてくれるので
いいのですが、雨戸の開け閉めが出来なくて難儀
心を鬼にしてとり除き台風に備えた

防災センターにはたくさんの人が集まっていて
コンクリートブロックを運び出したり、土嚢づくりに
懸命な作業を続けている

 

2024年8月28日水曜日

ガマズミ



パッと見にはオオカメノキと間違ってしまいそうな
ガマズミの木
花が咲いている頃には違いがよく分かるのだが
実も葉っぱもよく似ていて見分けがつかない
ところが葉っぱをよくよく観察するとオオカメノキは
なんとなくのっぺりしていて
ガマズミは皴があって陰影が濃い
双方とも秋になると実は真っ赤になる

歳をとった所為もあって、朝方4時か5時には必ず目覚める
滅多にないがときたま呼吸を忘れているときがあって
口や鼻からグッとかゲボッとか鼾みたいな音を出して
息を慌てて吸い込みながら目覚めるときがある
ひょっとして無呼吸症候群かな~?
これに罹ると健康にはよくないそうだ
そういうときはお腹に力を入れながら深く息を吸いながら
ゆっくり倍くらいの時間をかけて吐くことを何度か繰り返すと
再び眠ることが出来る

ただし、眠れないときもあるので
そういうときは起きて麦茶などを飲みしばらく時間を空けて
再度寝なおすことにしている
次に目覚めたときには脳も体もすっきりしてて気持ちがいい

 

2024年8月27日火曜日

塩塚峰山頂


山へ出かけるつもりだったが台風が近づいているので前夜に中止
朝になって普段は窓から遠くに見えるその山の稜線を
眺めてみたが真っ白で何も見えず雨が降っている様子
自宅の上空はところどころ小さな穴から青空が覗いていて
ゆったり流れている
嵐の前の静けさだろうか、台風の進路の中心線は瀬戸内上空を描いている
明日から風が出るとニュースでは伝えていた
防災センターではユンボが忙しそうに動き土嚢作りの
準備に余念がない

2024年8月26日月曜日

塩塚高原


ススキはどんなかなと思い塩塚高原へ出かけた
ところどころで花穂が出てはいたが赤くてシュッとしている
まだ8月、いくらなんでも早すぎた

台風10号の予想進路がどんどん西にずれて
進路の中心線が四国に変わってしまっている
うわちゃー、えらいこっちゃ

というわけで車のガソリンタンクを満タンにし
携帯電話やバッテリーなど充電し
ごそごそと買い物を済ませた
あとはペットボトルやふろ場への水の確保が残っている
避難所などは狭くてあてにはできないので
いざとなったらホテルへ逃げ込むつもりだ

 

2024年8月25日日曜日

テバコマンテマ



朝方、激しい雨が降り、屋根を叩く音で目が覚める
相棒も目覚めてるだろうと思い声を掛けたが夢の中
やがて目を覚まして呟く、「二階…二階…二階、窓…窓?」
窓を開けっ放しで寝たので土砂降りの雨が心配だったようだ

しばらくして雷が鳴りだした
ぴかっ!…ゴンゴロゴロゴロ、ドシャーン!
布団に潜り込んで耳を塞ぐ

ピカッ!
1,2、3,4,5、6,7、8、9、10(秒)…
3km以上離れてる
大丈夫だ
ピカッ!
1,2
ズッシャーンーーー!
やばい
眠れなくなって起きてしまった
30分ほど経ち、雨が止み、外を見ると空は青かった

 

2024年8月24日土曜日

伊予富士分岐(桑瀬峠)



わおーっ!
スーパーではお米の品切れ続出
価格も高騰しているし、どうなってんの?
今年の秋には新米が出るから大丈夫みたいなことを言ってるらしいが
本当か?
原因を三つほど政府はあげつらってるらしい

① 昨年の天候不順によるコメ不作が原因というが
ほんまかいな、一部地域では不作だったのは事実だが
全国的には例年より1%良かった

② インバウンド需要により売れ行き増が原因
事実だがわずかに0.4%増に過ぎない

③ 南海トラフ地震予報による買いだめ
スーパーなどでは例年のこの時期比1.5倍だったらしい
えーっ!
ほんまかいな、いったい誰が?
うちなんかは南海トラフ地震注意情報が出たときに
実際に地震が起きる可能性は低い(6/1400程度)と判断し、食料や
水などは備蓄のための買い増しなどしなかった

人の恐怖や不安による行動というものは一種の怖さがありますね

 

2024年8月23日金曜日

タカネマツムシソウ



兄から連絡があり、義姉が認知症になったとのこと
症状は軽度で料理もできるし知人の名前などは記憶している
しかし、物忘れや判断力の低下が顕著で
一日に何度も同じことを訊いてくるらしい
年齢は兄が82才、義姉が76才、老々介護の典型だろうか
住まいが遠くのためどうすることもできず、先々が心配

物忘れや言葉がでてこないなどは一般的に年齢とともに増えるのが
通常のことなんですが、認知症との決定的な違いは
それを認識していないもしくはまったく認識できないということのようです

認知症の決定的三つの症状
①先行<動作が行えなくなる>ー服が上手く着られない、道具が上手く使えなくなる
②失認<五感の機能がはたらかなくなる>ー醤油など調味料や色、味、匂い、音など
が認知できない
③失語—聞く、読む、話すことが正常にできなくなる

そうなったときには自分一人で解決しようとせず
まず一番に県や市の相談窓口に相談すること
認知症の程度や介護のことや施設のことなど事細かに相談に乗ってくれるようです
 

2024年8月22日木曜日

桑瀬峠(寒風山)


 
登山口から峠まで、途中にあった手づくりベンチに腰掛けて
休み休み1時間かけて登ってきた
スケッチブックを取り出しながら座り込んで寒風山を眺める
樹林帯から鳥の鳴き声が聴こえてくる
ジェージェー
梢を眺めるとカケスの群れが西条市側へワーッと飛んで行くところが見えた
行く手の渓谷には加茂川の上流谷川が流れていて深い
この鳥は結構鳴きまねが上手らしくて
猫とかの鳴き真似をしたり、人間のおーいという掛け声のような
鳴きまねもしたりするという
おーいと呼ばれたらご用心、そこには人はいないので
うっかり呼び声の方に行ってはいけません
深い森の中へ誘い込まれてしまいます