ひつこく、またまた四国の道へ
わたし、よっぽどみかん畑が好きなようです
畑の道を歩いていると
いろんな野鳥が飛んでるんですよね
数も種類も雑木だけの里山よりもずっと多いのです
それに冬場の今はまだ少ないですが、道端に咲いている野の花も多い
これから暖かくなってくるのが楽しみです
というわけでお天気は悪いですが今日も昨日の続きを歩きました
七宝山トンネルの曽保側にある小さな公園に車を駐めて
南側の細い道からため池方面に降りていきました
池の縁には二体のお地蔵さん、一つは三鈷剣を持った不動明王さん
もう一つは普通のお地蔵さんで柔和なお顔をされている
傍らには灯籠がありますので
この道はかつての要所であったことが分かります
いまは海岸縁に主要道の県道21号が走っていますので
随分と閑静です
四国の道の道標が道の先々で立てられているので
迷うことはなさそうなんですが
それでも迷うという複雑なみかん畑のなかの道です
温州みかんやレモン、それにハッサクなどいろいろの柑橘類が
たくさん生ってますが、この時期にまだ収穫されていないということは
このまま熟して落果してしまうのでしょう。
高屋神社側へとだいぶ歩いてきました
道沿いにたくさんのお地蔵さんが並んでいます
最初は9基、次の集団が13基、これで終わりかなと思ってたら
次には16基、全部で38基
たぶんミニ八十八カ所のお地蔵さんだと思います
あと50基は?
道を整備し直すかどうかしたときに壊れずに
残っていた状態のよいものを温存したものかもしれません
道のむこうには荘内半島がうっすらと見え隠れしています
変な顔をしたお地蔵さんがあったので
近寄ってみました
42番と彫られてます
やはり八十八ヶ寺のようでした
昔は単に信心というだけではなく
こうやって道すがら、お地蔵さん巡りをすることによって
歩くことを楽しみにしてたのでしょう
歩くことは健康で長寿の一番大切なことだということを
昔の人は十分に心得ていたんだと思います
いつも見る風景も
こうやって少し位置を変えて眺めると
また違った趣です
明日からまた雪が降るそうです
先日のように真っ白な風景が見られるかな?