2012年11月30日金曜日

お寺の雀


お寺参りの境内で雀が一羽
顔をねじ曲げて
人を見上げ
ちょんと二つ三つ跳ねる
距離はほんの2m
目が笑えた
人慣れた雀だ
 
帰り道
水色に光るカワセミが
川面をすれすれに飛んだ

2012年11月29日木曜日

もうすぐ師走


こちらのお方、どこかでお見かけしたような?
はて、どなたでしたっけ。
そうそう宮川大助・花子さんの大助師匠に少し
似ているではありませんか。
 
境内では落ち葉集めをするお内儀さん
お寺の飼い猫でしょうか
お内儀さんにくっついて歩いてますよ
可愛いもんですね。
 

そろそろと年の暮れが近づいておりますよ
帰り道、あちこちのお家では
ご夫婦たち揃って庭に出て
庭木の手入れやお掃除に余念がない
 
川では鴨たちがグワッガッガッガー
カイツブリたちもチチチチー
にぎわしいこと

2012年11月28日水曜日

願い事…

 
いつも東にあるお寺さん(第70番札所)を訪ねて散歩していたが
今日はコースを変えて西にあるお寺さん(第68番・69番札所)へ行ってみた
 
これは如来さんでしょうか
五体…よくはわからないが五大如来さんたち?かな?
どのお方も大きな福耳
 
なるほど
信心深い方たちのお願い事を全部事細かく
なんでも聞いてあげましょう、ということですね
 
一日に何人の願い事を聞くのでしょうか
仏様も時にはどなたの願い事か
分からなくなって、間違うこともあるそうな
なのでお願いするときには
どこそこのだれべえとか住まいと名前を言わないといけないそうな
 


2012年11月27日火曜日

ニャンとも



昨日、布団に入って明日、
なにかいいことあるかな~と思いながら寝た
 
朝、家の前の道を掃除していると
オハヨ~とちょびっとイントネーションが変だけど
元気のいい声が掛かってきた
 
挨拶を返しながらひょいと振り向くと
自転車に乗った外国のお嬢さん
ワーオ~~、あしながっ!
恰好いいね~
うれしくて、一日笑顔で過ごせた
いつもながらノーテンキな単細胞です
 
その後いつものようにお寺まで散歩
とおり掛かりの家の網戸越しに
猫たち
1、2、3、4…4匹も
隣の窓にも5、6、7…
ゲッ、7匹も飼っている。
 
他人事ながら食事代、大変だ。

2012年11月26日月曜日

ノジスミレ



いつもの散歩道
川の土手にたくさんの
スミレの花が咲いていた
ノジスミレ、秋にもよく咲くスミレらしい
 
妻と二人
お寺さんへ、お参りしてきた
お焼香をして
常香炉から立ち上がる煙を
手で掬って頭から被ってみた
少しは身が清まったかしらん

2012年11月22日木曜日

あおぞら説法


「明日のことは思い煩うな」
「過去のことはくよくよするな」
 
わたしたちは無常の世の中に居ながら
それに気がつかないで
今日の幸せが永遠に続くと思って
のんきに生きている
 
いや無常の世の中を知っているからこそ
今日をのんびり楽しんでいる
明日のことを悩んでも仕方ないし
面白くないにきまっている
 
そして過去のことをくよくよしてもしょうがない
起こるときは起こるもんね
 
今日、今を精いっぱい楽しんで
切に生きることですね
 
あおぞら説法Ⅰ-瀬戸内寂聴-
 
図書館で寂聴さんの本を借りてきた
しばらく仏教の世界を楽しめそうだ

2012年11月21日水曜日

山柿



こんにちは
○○の会からお伺いさせて頂きました
あ、わたし昭和21年生まれで66才なんですよ
ひょっとしてあなたも21年生まれじゃない?
あ、失礼しました
ごめんなさいね
わたしてっきり同い年だとばかりに思って
親しみを感じちゃって
 
親しみを感じるか否かはどうでもいいことだけど
とうとう二つほど年輩に見られてしまった
おべんちゃらでも若く云うのが普通なので
もう五つほど年老いて見えてると考えていいのだろう
えっ!
ていうことは71才か…そりゃあ、あんまりだ。
 
普段あまり鏡を見ないが
どうやら老け顔をしてるらしい
退職してなんにもしないでいると
人間て早く老けてしまうようだ
 

2012年11月20日火曜日

昼下がり



こんにちは~
自転車で走る学生さんたちが
挨拶をして通り過ぎる
そのうちの一人が
「あんた、今の人知り合い?」
「いや、知らんけど、挨拶したら気持ちいいし~」
「ふ~ん、だけど返ってこん人いてるやろ」
「うん、気にしてたらきりないから、気にしないことにしてる」
「あんた、若いのにえらいな~」
「あんたもな」
 
-昼寝、これこれ、これにかぎるんや-
 

2012年11月19日月曜日

一人散歩


マイバイクに跨がって路地裏をゆっくり走る
夕方までには走行距離100kmを超えた
タンクにはガソリン4L入ってるが
まだ半分ほど残ってる
よく伸びるもんだ
 
路地奥の家に飼い犬がいた
何を思ったのかリードをくわえて
寄ってくる
なんだどうした
思わず声を掛けると
リードをポンとこちらへ放りつけた
???
 
家出したわんは見つからなかった
仕方なく一人で夜の散歩に
三日月がやけに寂しい

2012年11月18日日曜日

わんちゃん、何処?


わんちゃん、失踪
心配してたことが起きてしまった
ちょっとした隙間から
家出してしまったわん
 
昨夜から探して探して探し舞いしたが
どこへ行ったのかわかからない
雌犬は比較的帰巣本能が高いそうだが
雄犬は放浪癖があると聞いている
老犬なだけにこの季節耐え難い
 
これもひとえに飼い主の責任
もう探しようがないくらいに探したが…
無事、どこかで生きててくれることと
早く帰って来てくれることを祈るばかり
 
明日、もう一度。

2012年11月17日土曜日

山奥の楓


深い山奥のあちこちで見かける
朽ちた炭焼き窯
もういまは誰も歩かない一本の道が
窯まで案内してくれる
 
窯石は崩れ落ち苔蒸す
辺りに残された土にはわずかに炭色を帯び
クヌギや楓が晩秋の山間を
色濃く染めていた。
 
-地獄谷の奥山で-
 


2012年11月16日金曜日

地獄谷彷徨


富郷ダム上流にある大野の地獄谷へ行って来た
地名からしてどんなにおとろしいところかと
想像を膨らまして谷へ降りていったが
あにはからず、意外と優しそうな沢でした
 
渡渉した地点がかなり上流だったからかも分かりません
もう少し下流では両岸がもう少し険しくて
大きな岩や崖に挟まれているようでした
 
しかし、地形は複雑で、往路でポイントを
押さえながら歩いたが
肝心の復路では記憶は曖昧模糊として迷走。
挙げ句の果てにカメラを落とし
疲れ果てました。
 
人間の記憶なんぞなんの役にも立たんと
思ったが、私だけの問題かも…。


2012年11月15日木曜日

ふ~ん!


人間ドックって保険が適用されません
ところがね
保険で受診できるようにすることも
可能なんですよ
 
どうするの?
 
調べて欲しいところがあったら
病院に行って
痛いから調べて欲しいって言えばいいのさ
 
あちゃ~(>_<)

2012年11月14日水曜日

愚痴りたくなる季節


日本は仏教の国というが
その割には無神論者が圧倒的に多い
死者に向かって読経を唱えるだけの
一つのパフォーマンスに過ぎない
国になってしまっている
仏教の教えとか
そこから学ぶべき人の生きる道
というかそういうことを学ぶ姿勢がまったく
見受けられなくなった
また教えるべき立場の方たちも
それを積極的にはしない
読経が単にお金稼ぎだと言われても
しかたないのではないか
いつの頃からそうなったんだろうか
 
日本人は死から目を背けがちで
自分の死について真摯に向き合おうとはしない
無神論なためがゆえに考えることも話すこともなく
ただただ内心狼狽えるばかり
誰しも必ず死を迎えることはわかりきっていることなのだが…
 
なにもかもパフォーマンスだけは大好きな国民だ
もうすぐ一大イベントのクリスマスがやってくる
 


2012年11月13日火曜日

生きるということ


生きるということは
誰かが借りを作ること
生きていくということは
その借りを返してゆくこと
誰かに借りたら
誰かに返そう
誰かにそうして貰ったように
誰かにそうしてあげよう
 
-永忠順-
 
亡き母にはもう返そうにも
返せなくなったな~

2012年11月12日月曜日

地鳴き


野鳥の鳴き声に地鳴きというのがある
「歌」や「囀り」にはそれぞれに求愛や縄張り主張など
小鳥の行動と深く密接な関係があることは判っていた。
 
それに比べて「地鳴き」は小鳥の動きとは
無関係な鳴き声だとばかりに思っていたが
そうではなかった
ちゃんと意味を持った鳴き声であることが判明した
 
実はつがい(夫婦)になった野鳥が
お互いの識別のために鳴いているらしい
 
「餌を探してくるからな~」
「いってらっしゃい、たくさん捕ってきてね」
「お~い、おれだよ、いま帰って来たぞ」
「おかえんなさい、あなた」ってなことのようだ
 
山に行って、ジッと耳を澄ませてみよう。
野鳥はほかにもまだまだたくさんの会話をしているようだ

2012年11月11日日曜日

秋の里山

 
春に続いて秋の国分寺カッパドキアへ出かけ、
奇岩を楽しんできた

 
紅葉は始まったばかりで
本格的にはもう少し先だが
四国八十八個所巡りの
お遍路道は
桜や楓の葉が赤く染まり
落ち葉もひらひらと…

2012年11月10日土曜日

竜ヶ岳への紅葉狩


旅暮らしの中で
一番好きな旅はと聞かれて
 
「我が家への帰り道」
 
-永六輔-
 
 
早朝に猪ノ鼻峠を走った
気温は6°
松尾川上流の竜ヶ岳では
紅葉が真っ盛り
標高500mほどに降りてきている
 
竜ヶ岳山頂から崖下の
紅葉を眺めようとして下ってみたが
途中で猿に威嚇され怖くなって引き返した


2012年11月9日金曜日

平日の昼間の温泉は

 
「いかんいかん…もう止めとかないかん…
あいつはほんまに……悪いやっちゃ…」
「あ~~あ~~~」
 
「足がしびれるようになった…もう治らん…
酒の所為やろな…
50年間、浴びるようにして酒飲んだからなあ~
よう飲んだ…」
 
「車検受けるならいいとこあるぞ
○○通りを、農協を通って、交差点があるやろ
ほれで天ぷら屋があって…
なにいう天ぷら屋だったかの~
ほら…、あれ…いかんが名前が出てこんが
…ほら…」
「      …      」
 
横で聞いてたわたしも店の名前が出てこんで
とうとう思いださんままサウナに入って
水風呂に入って
スカッとしたが頭の中はモヤモヤのまま
 
家に帰って…しばらくしてやっと思い出した
あ~あ~~、あの店や…
 
平日の温泉は年寄りの独り言ばっかり
せっかく、会話があっても途切れる
なんとなく暗いわ~
 
チイチイパッパチイパッパ
こちらはみんなで手を繋いで明るいね~


2012年11月8日木曜日

音源定位のできない鳴き声


山を歩いていると
小鳥の鳴き声をよく耳にするが
鳴き声によっては
どこにいるか方向さえ分からない場合がある。
 
これは仲間に知らせる警戒音だそうで
音源定位ができないように音を出しているとか
 
空高く、猛禽類等の敵が狩りをおこなっているとき
普通の鳴き声で仲間に知らせると
敵に自分の位置を教えてしまい、仲間は助かっても
自分の命を落としかねない
そこで音源定位ができない鳴き声をだして
仲間に危険を知らせる。
 
道理で、いくら探しても見つからないはずだわ。

2012年11月7日水曜日

鳥も必死なんやな~


たいていの鳥はさまざまな鳴き方をする
普通15種類くらいの音声を出すが
日本では古くから「囀り」「地鳴き」「歌」
として区別してきた。
 
その歌は普通には親鳥から子は学ぶ
必ずしも遺伝的なものではないようで
親鳥から子を離して育てるとどうなるか
まったく違った変な鳴き方をするそうだ
 
例えばジュウシマツにキンカチョウの子を
預けて育てると
キンカチョウはジュウシマツの鳴き方をする
 
鳥から鳴き声を取り上げてしまうとどうなるのか
例えばそのオスの縄張りは
たちまちに他のオスに盗られてしまい
メスはこなくなる。
 
そりゃあ、オスは必死になって囀るわな~


2012年11月6日火曜日

なんじゃらほい!


 
ご主人が亡くなって、未亡人がそこにいるのに
お参りに来て、未亡人より泣く女がいるのよね
アレ、とても失礼だと思う
私だったら怒っちゃうわ
 
ご臨終です…これが上手になれる医者になりたいと思います
昔は、心臓がとまって、呼吸がとまって
瞳孔が開けばいいんですが、今は心電図ですからね
死んでいても、何かの拍子に動くときがあるので困ります
だから上手にスィッチを切っておいて…ハイ
 
何か言い残すことはありませんか?と聞かれて
自分で「ご臨終です」と言ってしんだ人もいた
 
昔はね、呆けるほど長くは生きなかったの
 
-大往生-永六輔
 
もうひとつおまけ
 
性的な表現で「死ぬ!死ぬ!」といいながら
その興奮の絶頂で「死ぬ」というのがある
「往く!往く!」というのも
 
死んだり、往ったり、人間は忙しいことだ。

2012年11月5日月曜日

野鳥にも方言が…



高い木の上でのヒヨドリの鳴き声は
ピーユピーユと聞こえてくる
ところがところが替われば
鳴き声は違う
 
京都東山  ピンク ピーユ
和歌山  ピー ツンカ ツンカ
もしくはピー ウイー ウイー
岐阜に行けば ピエロン キョッキョ
山梨 ピンユ エイョ
札幌 ピーヨ ピーヨン
姫路 ピー ツルン ツルン
奄美大島 プシー プシー
 
これはヒヨドリに限ったことではないようで
ウグイス ヒバリ ホオジロなど
棲息する地域によって鳴き方が異なっているようで
人間と同じく方言だと考えられている。
 
近くの川は冬鳥の飛来でいっそう賑やかになり
裏山でも様々な種類の小鳥の鳴き声が…
小さな庭にもキビタキがときおりやってくるようになった。

2012年11月4日日曜日

自転車ツーリングとジジ連のボヤキ



恒例のツーリングは財田・五郷広域基幹道
を走って雲辺寺ロープウェイ下駅へ
早朝の気温は低い
サイクリング用グローブからはみ出た
指先が冷たく感じた
 
いつものように喫茶店でおいしいコーヒーを
飲みながら、颯爽と走ったサイクリストから
思いっきり老人に変身してダベリスト
 
 
話題はもっぱら高齢者の車の免許更新手続き
 
70才および75才を過ぎると車の免許更新は
ややこしくなるし一般の人と比べてお金の負担が重くなる
 
70才以上…高齢者講習かシニア講習が必要で
受講料5800円
 
<講習内容は>
講義・・・「約1時間」
運転適性診断、夜間視力、動体視力検査等・・・「約1時間」
実車運転と運転指導・・・「約1時間」
 
75才以上…高齢者・シニア講習に加えて
予備講習といって認知症検査を受けないといけなくなった
 
受講料は高齢者・ジニア講習受講料が5350円だが
予備講習受講料が650円が要るので
合計6000円の負担増
 
たしかにお年寄りの運転機能の低下による
加害的交通事故は社会的な問題になっている
結果、上記のような講習も必要になってきていることは
認めざるを得ない
しかし、一方で高齢者の経済的負担や
心理的な負担が増えていることも事実だ。
 
街はいい街は、しかし田舎では車以外の交通機関が極めて少なく不便で
車がないと生活が成り立たないのが実状
ここの問題が解決しない限り
免許の返上は難しい
事実、80才~90才になっても免許は絶対に返上しないという
方は多いそうだ。
 
 
高齢者は戸惑っている
免許を返上したくとも返上できない
今日の社会
 
しかし、それにもかかわらず負担は一方的に増加するばかりで
なんともやりきれない気持ちなのだ。
いつの間にか住みにくい社会になってしまった。
 

2012年11月3日土曜日

日向ぼっこのカモメ



あの人はいい人だと言って歩くと
その人はいい人になる努力をするんですね
それで早死にするんです。
 
タフですねと言われるようになったら、
身体に気をつけなさいよ
 
歳をとったら女房の悪口を言っちゃあいけません
ひたすら感謝する
これは愛情じゃありません
生きる知恵です。
 
-大往生-永六輔
 
港の釣り船の屋根で
羽を休めて寛ぐカモメたち
朝、川尻でたんまり小魚を食べて
夕方までなんにもすることがないのでお昼寝、
秋の日だまりは気持ちいいっす
 

2012年11月2日金曜日

クシャミの日々

 
90度、腰の曲がった婆さんが、仰向けに寝ました
ハイ、足は90度に立っているでしょうか?
 
煙草、酒、こんなにおいしいものやめると…
身体によくないよ。
 
皆さん、よく聞いて下さい
助平は病気ではありません。
 
旦那は定年後のことをいろいろ考えているんだけど
私は未亡人になってからのことを考えているの
 
-大往生-永六輔-
 
四番目のツブヤキ…
どうもうちのヤツも同じことを考えているようだぞ。
 

繁茂するにっくきセイタカアワダチソウ
やれやれ、秋の花粉症が
今日もクシャミの連発、止まらない

2012年11月1日木曜日

木枯らしピュー



今日の香川県は木枯らしが吹き抜け寒かった~
 
寒くなってくると元気なのは…
外で遊ぶ「こどもたち」、というのは昔の話
いまは野にも街にも見かけない
 
川尻に出かけてみた
カモメがたくさんやってきていた
 
世間ではカモメは夏鳥と思われているようだが
夏にはほとんどみかけなくて、冬の鳥でした。