恒例のツーリングは財田・五郷広域基幹道
を走って雲辺寺ロープウェイ下駅へ
早朝の気温は低い
サイクリング用グローブからはみ出た
指先が冷たく感じた
いつものように喫茶店でおいしいコーヒーを
飲みながら、颯爽と走ったサイクリストから
思いっきり老人に変身してダベリスト
話題はもっぱら高齢者の車の免許更新手続き
70才および75才を過ぎると車の免許更新は
ややこしくなるし一般の人と比べてお金の負担が重くなる
70才以上…高齢者講習かシニア講習が必要で
受講料5800円
<講習内容は>
講義・・・「約1時間」
運転適性診断、夜間視力、動体視力検査等・・・「約1時間」
実車運転と運転指導・・・「約1時間」
75才以上…高齢者・シニア講習に加えて
予備講習といって認知症検査を受けないといけなくなった
受講料は高齢者・ジニア講習受講料が5350円だが
予備講習受講料が650円が要るので
合計6000円の負担増
たしかにお年寄りの運転機能の低下による
加害的交通事故は社会的な問題になっている
結果、上記のような講習も必要になってきていることは
認めざるを得ない
しかし、一方で高齢者の経済的負担や
心理的な負担が増えていることも事実だ。
街はいい街は、しかし田舎では車以外の交通機関が極めて少なく不便で
車がないと生活が成り立たないのが実状
ここの問題が解決しない限り
免許の返上は難しい
事実、80才~90才になっても免許は絶対に返上しないという
方は多いそうだ。
高齢者は戸惑っている
免許を返上したくとも返上できない
今日の社会
しかし、それにもかかわらず負担は一方的に増加するばかりで
なんともやりきれない気持ちなのだ。
いつの間にか住みにくい社会になってしまった。