お~さむこさむ~山から小僧が~♪
周りは一面のミカン畑
だが、最上部の畑は雑草が繁り、山に還っている。
多くのミカン畑もみかんは収穫されることなくそのまま落下して、畑一面黄色くなっている。
美味しそうに熟れたみかんだが、なんとも哀れな姿。
いまの日本の農家を象徴している風景だ。
こんな姿、汗を流して山を開墾して、みかんの木を植えた当時の人たち、誰が想像しただろうか。
みかんが駄目になったからといって、一部葡萄畑にしたが、やがてそれも駄目になった。
いまじゃ、作るものがなくなって、諦めて、放棄してしまっている。
血の滲むような思いで開墾した畑、無残な姿をさらけだしているが、ちょいと見にはのんびりした里山風景だ。
イノシシだけが元気で勢いがいい。
喜んでいいのか悲しんでいいのか…。
-裏山-
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