2010年2月28日日曜日

福寿草

  
冷たく冴えた風が山々を越え、尾根に運ぶ頃
    
今年も峰の妖精咲く地を訪れた。
  
すでに雪は解けきり、春の陽射し半ば
  
そのビロードの花弁に、訪れる人々の心捉えて放さん。
  
  
  
  
  
 

2010年2月27日土曜日

セリバオウレン


杉林の中でひっそり咲く、白くて小さな花
  
今日は生憎の空模様で、小雨もポツリ
  
山の上ではオランダ製の大きな白い風車が
  
大きな羽が強い風にのって
  
ウオーンと唸っている
  
見下ろす街の向こうでは
  
海がきらりと輝いていた。
  

2010年2月26日金曜日

海沿いの枇杷


今日は朝から雨。
  
この雨ですっかり山の雪は解けてどっかへ行ってしまった。
  
もう来シーズンまであえないかな?
  
お昼前に雨があがった。
  
しかし、束の間、またシトシトと降り出した。
  
一昨日から空気は霞んでまるで春霞のよう。
  
瀬戸内海も春霞で靄ってたようで、船舶航行に
  
注意報が出てたようです。
  
外は今もジャジャ振り、かんよ、散歩に行けないぞ。
  
シーとウン、適当にやっといて。

2010年2月25日木曜日

春一番


今日、四国では春一番が吹き荒れた。
  
山頂や尾根に登るとその風は、ときに体が
  
持って行かれそうなくらいに吹きすさび、前へ進むのに
  
大変に難儀しただけでなく
  
体を低くして歩かないと、尾根下に
  
飛ばされそうな状態でした。
  
当然だとは思いましたが、この日、誰にも会いませんでした。
  

2010年2月23日火曜日

カーリング


バンクーバー冬季オリンピックのカーリングが面白い。
  
ジャンプ、スピードスケート、フィギュア、モーグルなどどれをとっても
  
面白いが、今週はカーリングが連日報道され、
   
テレビの前で釘付けにさせられている。
  
この競技、年配の方に言わせれば、ペタンクに似てるらしい。
  
守ったり攻めたり敵の石をはじき飛ばしたかと思うと
  
味方の石をもはじいて有利な位置へと持っていく。
  
かと思えば、次の瞬間、相手の石の陰に隠れたり、
  
味方の石にピッタリ寄り添ったり、初めて見る分にはさっぱり分からない。
  
テレビでの司会者や解説者が説明してやっと理解できる。
  
極めつけは氷のリンクをタワシで磨く人だ。
  
投げる人の技術も高度なものが要求されるが、
  
磨く人の判断力とテクニックが勝敗を分ける。
  
まさしく頭脳とテクニックとチームワークが要求される
  
素晴らしい競技だ。
  
もし、スケートリンクがあちこちにあったなら、この競技
  
流行るでしょうね。

2010年2月21日日曜日

樹齢300年の梅


今日の自転車でのツーリングはメンバーも全員揃い、コースは首山観音。  
       
早朝は冷え込み、畦や田畑、それに川土手の草には
  
霜が降りて真っ白。
  
しかし、時間が経つにつれ気温がじわっと上昇。
  
風が少しあったが、却って気持ちがいいくらいで、
  
春を感じた。
  
到着した首山観音さんでは参拝者で賑わっている。
  
わたしたちも早速、線香とローソクを立て、
  
これ以上呆けないようにと全員で煙を手で掬い、
  
頭に匂いを移す。
  
これでよし、呆け封じは完了。
  
近くの樹齢300年の満開の梅では三脚に
  
大型カメラを持った年輩のご婦人がいて、梅の木と絶妙な調和。
  
とてもいい雰囲気でした。
   

2010年2月19日金曜日

再々度寒波


今週の気温はぐっと冷え込んだ。
 
一昨日から今日にかけて山では雪だったらしくて
  
積もっているらしい。
  
今日の朝、かんちゃんと散歩に出かけたところ
  
雲辺寺の山は白くなっていた。
  
吐く息も白く、手袋なしでは手もかじかむ。
  
花の開花はぐんと遅れ、梅などの花は急ブレーキ
  
寒桜も例年なら満開だが、どうやら蕾のままのようだ。
  
この寒波、どうやら今日までのようで
  
明日からは気温も上がり
  
来週は3月並の気候になるらしい。
  
一気に開花が加速しそうだ。

2010年2月18日木曜日

我が家の犬

かんちゃんという名の犬が我が家にやってきて
もう13年にもなる。
小さい頃から毎朝毎夕散歩に連れて行くが
日曜日などの休日には(山などに行く日は別にして)
お昼にも散歩に行ったり、軽く走ったりする。
なので、足腰は弱くはない…はず。
ところが近くの山へ連れて行ったときに
そんなに長くは歩かなかったのに
なぜか足の筋肉がプルプル震えて歩けなくなった。
動物のお医者さんは人間でいうところの筋肉痛に
掛かってると言った。
はい、軽く注射一本うって〇千円。
保険は利かない。
後日にもう一度里山に連れて行った。
距離は前回よりもうんと短くして。
ところが、登りの急な山道に差し掛かった途端に
かんちゃんは後ろを振り向いて
とっとと下山した。
以後、決して山歩きはしないぞと決めたのか
行こうとしなくなった。
飼い主の拙い対応の所為で、山嫌いにしてしまった。
犬にも適切な訓練が当初から必要だったようだ。
いまになってだが、かんちゃんよ
山嫌いにさせてしまって済まぬ。
せめて朝夕の散歩だけは続けような。

2010年2月16日火曜日

GPS

先日、偶然にも山頂で出会った方と
一般ルートでないルートを下山する機会に恵まれた。
以前から興味のあったルートでしたが、
そのルートを磁石と地図を持って一人で歩くにはちょっとした勇気が要る。
ルートファインディングする計画は自然と延び延びになっていた。
思いがけないいい機会。
いろいろとお話ししながら下っているうちに
その方は先週にもこのルートを通っており、
その際に落とし物をしたのだという。
今日はその落とし物を回収するために
同じルートを通るという。
ふむふむ、そうなんですか、なんとなく聞き流しながら
相づちを打ちながら、わたしは磁石と地図で地形と
方向と景色を頭に叩き込みながらその方を追う。
その方はときどき立ち止まりながら方向と
ルートをしきりと確認している。
手元を見ると小さな器具と地図。
その器具をよくよく見るとGPSでした。
G社製のものだ。
少しは知識があったので、オ〇〇ンですか?と尋ねたが返答はなかった。
ところがどっこいいろいろお話しを聞いているうちに
その製品はダ〇タ・20(英語版)という
最新式のものだということが後日になって分かった。
しきりと先週のルートをチェックしながら歩いているが
そのルートは明らかに北北西への尾根を下っている。
突然、「あったー!」と大声。
足元を見ると、先週に落としたと思われる
黄色い布袋に入れられた物。
なんとたまげた、GPSに従って、先週に歩いたルートを
寸分違わずにその上を歩いていたらしい。
因みにこのルートには踏み跡はほとんどなく、
特に落下地点にはまったくその痕跡はなかった。
GPS恐るべし。
この機械があれば、一寸先見えないホワイトアウトの山でも
道迷いなどという事故は起きないだろう。
しかし、同時にこの便利なものは
山歩きにとって醍醐味のルートファインディングという楽しみを
奪い去ってしまうものだとも感じた。

2010年2月15日月曜日

厳しい冬

いかにも厳しそうなこの景色を眺めていると、
時期的には過ぎてしまってはいますが、
「冬ごもり」という言葉が脳裏をかすめます。
ですが私たちは言葉は知っていても実際には
冬ごもりなど経験したことはないし、その厳しさを知らない。
電気や灯油やガスのある暖かい屋根の下で
ぬくぬく生活にどっぷり浸り込んでいる。
わざわざ山に行って、薪など準備しなくていい。
食料は近くのスーパーへ行けばなんでも揃っている。
春から秋にかけて、朝から晩まで田畑を耕して
せっせと食料を蓄えなくていい。
野菜などを薦で覆ったり、床下に保管しなくていい。
この歳になるとなにからなにまで昔が懐かしく
小さい子どもの頃を思い出してしまう。
冬前には納屋の軒下に薪がいっぱい積まれ、
納屋の中では鶏が藁の上でコツコツ群れ
板囲いの屋根下ではヤギがいつも口をモソモソしていた。
傍らには芋やミカンなどが薦を被り、
柿や大根などが軒下にいっぱい吊されていた。
大きな樽の上には重そうな石がデンと座り、そこからは
糠の匂いがプーンと。
村々での共同作業やまつりごと、それに当時の
生活の知恵などはどこかへ行ってしまった。
現代はお金さえ有れば、病気さえしなければ、
老いさえ知らなければ、独りで気楽に生きていこうと思えば
生きていける時代だ。
ただし、人と人の激しい生き残りの競争に勝ちさえすればだが。
残念なことに負け組は辛い思いをさせられることになる…かな?

2010年2月14日日曜日

シロ(チビ)



三嶺登山口(名頃)で初めて会ったシロ、本当の名前はチビ。

顔のあちこちに傷があって、山を駆け巡る百戦錬磨の三嶺犬。

骨格もがっしりしていて、足も太い。

なによりも頭部がガッチリしていて顎に力がありそうだった。


なでてあげると嬉しそうに近寄ってきてくれたので

ハグしてあげたら喜んでくれたみたいでした。


チビ、三嶺と共にチビはみんなの人気者。

元気で、いつまでもこの三嶺を疾風のように走ってくれ。

2010年2月12日金曜日

マンバ


この野菜、土地土地によって呼び方が違う。
一般的にはマンバ、ヒャッカとも言うし、タカナとも呼ぶらしい。
これからが八百屋さんやスーパーで棚に並ぶ時期。
料理は主に雪花といって、いりこと油揚げで炒めて、豆腐と和えてちょいと醤油出汁で煮る。
これが鉄分・カルシウムなどの栄養があって美味しい。
雪花にはもう一種類異なった料理がある。
大根を細切りにして、油揚げで炒めて、豆腐と干しえびを和えて、ちょいと醤油出汁で煮る。
これもカルシウムやグルコサミンなど栄養があって美味しい。

2010年2月11日木曜日

オオイヌノフグリ


天気予報どおり朝夕曇り、
それ以外の日中は雨、
シトシト春雨のように降り続いた。
ワンコがお昼近くになって急に騒がしい。
朝、雨が降り出す前に散歩にいったのにな?
なんだ?と思っていたら、どうやら大きいのがしたかったらしい。
ワンコも結構子ども以上に世話が焼ける。
畑では大根が葉を落とされ、土からニョキニョキ
白い胴体だけをさらけ出している。
白菜は細引き縄でくるくるに巻かれて丸まっている。
春先の風物詩だ。

2010年2月10日水曜日

ガタゴト・畑の耕耘機


レタスやブロッコリーの収穫が終わりに近づいている傍らで
空豆や豌豆などの豆の類の苗が植えられている。
我が家に人が訪ねてきた。
「こんちは~」
「は~い」
近所の人かなと思いながら玄関へ向かう。
顔をよくよく見るが、誰か分からない。
「〇〇です」
「エッ!〇〇さん」
かつてから尊敬していた先輩の顔が懐かしく微笑んでいる。
会うのは何十年ぶりだろう。
しかし、過ぎ去った年月はお互いの顔つきも体つきもすっかり変えている。
あの頃の若い溌剌とした言葉や行動が
一つ一つ、走馬燈のように駆けめぐる。
この世で、時ほど過酷なものはない。
しかし、それだからといって、負けてはおれない。
いまも、これからも。
常に前進あるのみだ、あの頃のように。
先輩、訪ねてきてくださってありがとうございます。
これからもご指導よろしくお願い申し上げます。

2010年2月9日火曜日

かもめ


一昨日の寒波はウソのように遠ざかって、
今日は四月並みの暖かさ、
おまけに午後からは雨が降りました。
これで山の雪は一気に解けてなくなったでしょう。
 
中々世智弁聰なるよりも、
鈍根なるやうにて、
切に志を発する人、
速やかに悟りを得るなり
 
人間の価値はえてしてその学力や
肩書き、知名度、知識の有無、
そつのなさなどによって見分けがちであるが
真の価値はそいう世間的なもので決まるものではなく
ひたむきに時分のやるべきことに向かって努力することにある。
 
何に対して努力をするのかそこが問われるし
自問自答することは結構大切でもある。

2010年2月8日月曜日

春はそこに…


朝食といえば、卵焼きに、たくあんに、小魚の焼いたの、そして梅干しにおみおつけ。
もしくはフレンチトーストにヨーグルト、スクランブルエッグにサラダ。
我が家ではそれでも贅沢過ぎるメニューかな?(^^;)
まさか、果物ばっかりでの朝食なんてーのはないよな。
どっかの国ではあるらしい、うーん、贅沢。
パパイヤにレモンの汁をかけて、バナナにマンゴスチンにドリアン。
そしてジュース。
糖尿病になりそうなメニューですが、大丈夫なのか。

雪山、四国ではもうそろそろ終わりかな?
今週末まで残ってればいいのですが、淡い期待になりそうです。

2010年2月7日日曜日

ツーリング


風もなくいい天気。
自転車じいさん、8時半に集合。
心配していた先輩、来ないかな?と思ってたら、
ほぼみんな集まったあと、最後にやって来た。
お~!豊受山での願いは通じた。
いつもよりほんの少しペースを落とし、仁尾から荘内半島一週。
ただし、箱までは行かずに、大浜で詫間へと折り返す。
距離はやや短めの40kmで終了。
川縁の喫茶店で本日の打ち上げ。
先輩に今日程度の距離とスピードでどうでしたか、と尋ねると、
「まあ、ぼちぼちいけるかな」
との返事が返ってきた。
ホッ、一安心。
これでまたみんなと仲良く一緒に走れる…かな!(^^)!
さて、今日行われた丸亀国際ハーフマラソンの結果は?
男性の優勝は ギダウ・ダニエル 1:1:8
女性は ニッキ・チャップル 1:8:37  でした。
                                                                                                                            

2010年2月6日土曜日

応援に行きたしハーフマラソン


明日、丸亀でハーフマラソンがあるので香川のローカルニュースが賑わしい。参加者も年々増えているそうで、今年は去年よりおおよそ1000人増の9000人の申し込みがあったとか。会場近くの国道11号線も一時的に通行止めになる模様で、混雑が予想される。沿道は応援する人たちの声援で賑わうようです。
応援に行きたいけど、残念、明日は自転車でのツーリング日、お天気も良いのでじいさんたちみんなでのんびり走る予定。菜の花でも愛でながら走ることにしよう。

2010年2月5日金曜日

ミサゴ


今日は風が少し吹いてて、気温も低い。空を見上げるとミサゴが飛んでいた。カメラには偶然にも望遠レンズ。右目でファインダーを覗き、左目で宙を舞うミサゴを追う。色も潰れずにいい具合に撮れました。ミサゴはトンビほどではないけど猛禽類の中では比較的ゆっくり飛ぶので撮りやすい。その点チョウゲンボウは小型で素早くて、飛んでる姿はなかなか撮れないでいる。ときどき電線や電柱に止まったりするのでそこを狙うのがほとんど。希にサシバが飛んでるときもありますが、森の上を飛んでるので撮るのが難しい。
日本上空5000mでは-45°の寒気団。明日は北日本では一晩で積雪80Cmから1mの大変な大雪で荒れるらしい。

2010年2月4日木曜日

岡本かの子


年々にわが悲しみは深くして
いよよ華やぐいのちなりけり
-昭和14年2月 老妓抄・岡本かの子-
この詩、どう捉えれば正解なのか、かの子の心を知りたい。 

2010年2月3日水曜日

横峰寺


明日は立春、陽射しが一日一日少ーしずつ長くなっている。
今週に行く山、60番札所横峰寺の星ヶ森にしようと思ってるのだが、
登り口が3ヶ所ある。一つは虎杖、あとは湯浪と香園寺だが
これは周回ルートとして成り立っているようなものなので、実質は2ヶ所になる。
登山口をどれに選ぶか…悩ましい。
久し振りにバイクを車に積み込んで湯浪ー香園寺の周回と行きますか。

2010年2月2日火曜日

寒桜UP



アップに耐えられない。はい、そのとおりですね。画面も暗いですし、ピントが甘いです。それを分かってて画像をアップする、それもまた楽しい。
寒波がまたやってきた。山の方では化粧を施す程度に、少し雪が降ってるらしい。上空の寒波は-6°で-30°とかいうきつい寒波ではないが、それでも関東方面に雪を降らせて、電車が止まったり、スリップ事故があちこちで発生したらしい。
内心ではもっと降れ…と思ってるのですが、残念、この程度では期待できないな。

2010年2月1日月曜日

昨日に続いて「寒桜」


今日も雨。わんちゃんの散歩に行けずに、困ってしまった。で、仕方なくわんちゃんに声を掛けて、外へ出してみた。待ちきれずに外へ出た途端、ジャー。あ~あ、やってもうた。もうどうにも止まらない、もの干場の下のコンクリートは一面おしっこの洪水。わし、知らんきん。