2009年12月11日金曜日

夕暮れの散歩


親子というものは微妙な関係で成り立っている。それは対等なものでもなく上下でもなく礼節のあるものでもない。悪くいうとなれ合いの、一方的な貢献で成り立っている。その関係がいつまでも続くと、いいかげんで嫌になってくる。子が大きくなればなるほど、付き合いたくなくなるが、ところがどっこい結婚し、孫が出来ると少し事情が変わっては来るが、それでも底に流れているところは変わらないように思う。親子がいい関係か、そうでないかは親が作った子への責任なのかも知れない。平たくいえば、子は親の作品なのだ。

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