2019年3月30日土曜日

10代


公園の桜の木の下の道をミニバイクが往ったり来たり。
前には若い男の子が座り嬉しそうな顔をしてハンドルを握っている。
後ろには女の子が顔を紅潮させて、キャー怖いなどといいながら、
これまたとても嬉しそうに男の子にしがみついている。
男の子はますます嬉しそうにして、スピードを上げる。
女の子もますます黄色い声でキャー怖いーと叫ぶ。
男の子は桜並木を端から端まで行っては引き返し、
また走り、止められない。
いつまで続くのかなと少し心配だったが、公園を離れて、
帰り道に着いたが、後方ではまだまだ続いていた。
あの二人、ただいま青春まっただなかっていうところなのかな。
そういうとき、わたしにもありました。
 
 
 
 

2019年3月29日金曜日

電車でのこと


ホームで電車の到着を待っていたら、すり足で歩くおじいさんが、こちらへやってきた。
駅員さんが心配そうにして、おじいさんのあとをついてくる。
おじいさんは歩くのに杖をついてはいるが、よぼよぼと心もとない。
こういう歩き方をするご老人は、体力と脚力の衰えだけでなく認知症の疑いがある。
駅員さんが心配するのは当然のことで、見ているこちらもハラハラさせられた。

他人ごとではない。
妻の義父も、認知症が進行し、ときどき変なことを口走るし、徘徊の気配がある。
先日も、夕陽が最高だ、絶対に見に行く、いまからゆくんだといって聞かない。
制止したりすると大きな声をだして怒りだす。

本当に他人ごとではない。
わたしも妻もそうなるかもしれない。
ならないように祈るしかない。
どうぞ、ぽっくりと逝きますように。

2019年3月28日木曜日

タチツボスミレ


昨日と同じく電車の中での優先席での光景
優先席に私を含めて8人座った。
うち、若い女性が2人、同じく若い男性が一人
中年の女性が一人、同じく男性が一人
高齢者が妻を含めて二人
ごっとんごっとん揺られて次の駅でお一人の高齢の女性が乗ってきて、
優先席へ歩み寄り、二人の若い女性の前に立ち
顔を伺うようにしてじろじろと見て、
一つ大きくため息をついた。
すると、ドアの傍で立っていた男性がやってきて、
若い女性のうちの一人に、このお年寄りに席を
譲ってやってくださいませんかと持ち掛けた。
若い女性はすっと立ち、おばあさんに席を譲った。
おばあさんは何も言わず渋い顔をしたまま、空いた席に座った。
若い男性はそのまま座り続けている。
入れ替わった女性はドア付近に立ち、イヤな顔もせずスマホを操作していた。

やがて電車はいくつかの駅を過ぎ、とある駅で止まったときに、
席を勧めた男性が、立っているわかい女性に「ありがとうございました」
といって下車した。
しかし、おばあさんはとうとう最後まで、お礼一つ伝おうとはしなかった。

うーん、なんとなく後腐れの悪い思いを抱いた。
どこか人間関係が素直ではなく、捻じれてしまっている。


 


2019年3月27日水曜日

木瓜の花


電車に乗ってると、様々な光景にぶつかり、人間の葛藤を見ることになる。
例えば優先席、高齢者、妊婦、小さな子ども連れ、身体障害者が座れるようになっている。
高齢者はいったい何歳から?
小さな子どもさんて何歳まで、だれもがそんな疑問を抱く。

先日、たまたまそのシート近くに乗ったとき、じいちゃん、ばあちゃん、父さん、母さん、子ども二人の三世代全員が座ってたのを見た。
じいちゃんばあちゃんとはいっても見た目60歳前後の若さ。
とうさんかあさんは30代。
子どもさんはといえば、もう10歳近くになってそうな年齢。
うーむ、たしかに子どもさん連れだ。
当然に、70歳80歳のかたたちが近くに乗り合わせても、席を譲ろうとはしないし、子どもも母親も大あくびしながら電車に揺られていた。
わたしはちょっと違うなと思った。
優先席における子どもさん連れの定義は、常識的に、まだ立つことがおぼつかず、長時間立っておれない年齢の子どもさんではないかなと。

状況がどうあろうとも長時間、堂々と座り続ける三世代家族。
残念ながら正視できず、わたしは窓外の景色ばかりを見ていた。



2019年3月24日日曜日

たんぽぽ



今年になって次々とブログなり、ホームページが終了するなどして、
更新できなくなっている。
スマホの流通により、SNSに移行しているのだろう。
ブログをいつまで続けることが出来るのか、危ぶまれる状態になってきた。
世界中から安くておいしい食材が輸入されるようになって、
主食のお米があまり食べれれなくなってきたのとちょいと似ている。
地方の交通手段が鉄道やバスだったのが、
車に取って替わってしまったのにも、ちょいと似ている。
家の構造も、瓦葺がだんだんと少なくなり、軽量な化粧スレートやガルバリウム鋼板
などに替わり、また、畳があまり使われなくなったように。
土壁なんかは皆無です。
さーて、SNSねー、どうしましょう。
使い慣れたブログを止めて、スマホでSNSをするのもなー
なんとも、いまいちってな気がします。

ところでフィッセルっていうパンがあることを初めて知りました。
朝食専用のパンらしいのですが、まだ食べたことも触ったこともありません。
皮がパリッとして、なかはしっとりとやわらかいとか。
一度食べてみたいものです。
 
 
 
 
 
 


2019年3月22日金曜日

ケスハマソウⅢ



オリーブの葉を飼料に混ぜてそれを与えて育てたハマチは魚の臭みがなくおいしい。
それをオリーブハマチと呼んでいるが、最近は、牛や鶏もオリーブで育てるようになって、
オリーブの葉が足りなくなり、外国から輸入をするようになった。
人気があって、需要が高まっている。
お隣愛媛県では、あかね和牛といって、
愛媛特産のミカンの皮を食べさせて育てた牛肉が話題になっている。
これとよく似たことは昔からしていたらしくて、
エスカルゴもカタツムリも、養殖するときは葡萄の葉を食べさせると大きく育ち、
おいしいとか。
ところで食べたことはないので、なんとも言えないのですが、エスカルゴとカタツムリって、
そもそも同じなんでしょうか?
一度食べてみたい気がします。
 
 
 

2019年3月21日木曜日

ケスハマソウⅡ


毎朝、バゲットパンを齧ってコーヒーを飲んでるが、ときには甘いものが欲しくなって、パンにマーマレードを塗りたくって食べたりしている。
バターに蜂蜜なんかもやたらとおいしいんですよね。
それと、コロッケパン、これもやたらと旨い。
ソースをかけたのなんかは最高な味がする。
どう考えても、糖分と炭水化物ばかり、太るのあたり前。
しかし、止められない。
これを止めたら生きている甲斐がない。

日中20度を超えました。
初夏のような気温、パッチなんかは脱ぎ捨てて、自転車に乗って借りていた本を返しに図書館へ。
その足で鯉や亀がたくさん泳ぐ川土手を走ってスーパーで買い物。
亀は甲羅干し、大きな鯉はのたーり、水中でのたくりまわってました。



2019年3月20日水曜日

ケスハマソウ

 
飯野山に出かけ、帰りにベーカリーショップに寄って
いくつかのパンを買い、コーヒーをいただいた。
コーヒーはサービスで、セルフ。
お一人さまワンカップまでと書いてある張り紙を見落としてしまい
レギュラーと濃いめのとを二杯淹れてしまった。
そっとテーブルに運んで、黙って飲んで、紙カップを
こそっとゴミ箱に捨てた。
ひーひっひっ、しかたないのー。

            8日ぶりのジョギング。
アップダウンのあるコース、10km。
風邪を引いたゴムのような筋肉。
足がヨレヨレでした。