小さな赤い実

池の畔で小さな赤い実をつけた木を見つけた。きめ細かな鋸葉はまだわずかに木の枝に残っているが、そのうちにすべてを落としてしまいそうな感じだった。実は光沢があって、そのまま大きくすればケーキの上にのっけても似合いそうだが、少し小さすぎるようだ。調べてみた、葉は互生、細かな鋸葉、葉の大きさは長さ４～５ｃｍくらい、幅は３ｃｍ位で」楕円形、葉先は少し尖る。どうやら庭木で人気のあるウメモドキのようだ。盆栽にも似合いそうだな。

栴檀の実

街路や校庭、あるいは広い庭にはこの木をよく見かけます。木は剪定などせずとも傘のように枝を広げ、樹の形がとてもいいのです。春から夏に掛けて葉がよく茂り、いい木陰になるので、ゲートボールなどのお年寄りのグラウンドなどに最適で、よく見かけます。晩秋になると栴檀の木は実が鈴なりになり、葉は落葉を始めます。まるで星が降ってるようですね。

あわてふためく鴨たち

昨日の続きになりますが、これがその後の一瞬の写真です。写真で見る限りでは相当に慌てふためいてチリジリバラバラに逃げてるように見えますが、直ぐに態勢を立て直し、揃って同じ方向同じところへ飛行し着水します。それはそれは見事です。これが出来るからこそ何千キロもの渡りが可能なんでしょうね。

渡り鳥

１１月に入って池や川には渡り鳥が少しずつ増えています。冷え込みが厳しくなってきた今週辺りからグンと数を増したでしょうか。渡り鳥もいろいろと種類が多そうですが、これはマガモの雌でしょうか？のんびり泳いでいるように見えます。しかし、これでこちらの様子を警戒しているのですから驚きです。このあとバサバサバサーっと飛んでいきました。結構遠くにいて、手ぶらでジッとしてる分には逃げないのですが、カメラを構えようものなら一斉に飛び立ちます。シベリアなどの北国では猟師が絶えず鉄砲で狙ってるんでしょうかね。

カモメ

今日も空はすっきりと晴れてくれましたね。川の上を見上げるとぽっかり白い雲、電線にはそこそこのカモメがのんびりとくつろいでいます。目が二つ、これは写真がぼけているからではありません。いえ、おもいきり手持ちの望遠で撮ったのでピンボケですが、目まで二重に写ってるわけではなくて、これはユリカモメの特徴。何故か目の後ろに黒い模様があって、二つ、左右合計４つの目があるように見えるんです。生き物の身体の特徴には必ず生きていくための、あるいは子孫を残すための理由があるといいますが、この二つ目の理由はなんなんでしょう？

トキワサンザシ

庭にあるトキワサンザシの実が真っ赤に熟れています。初夏に飛んでくる蛾を退治し、虫がつかないようにして、その後はいつものように何もせず放置しておいたらこんなにたくさんの実をつけました。ときたまヒヨドリがやってきて突っつくことがあるのですが、それほど美味しくはないようで、餌が乏しくなったときだけのようです。たぶん、苦いのでしょうね。赤い実は一般的に苦いといいますから。

センニンソウ

フワフワッとして気持ちのよさそうな種。高い木の上で一面に広がっていたものですから、遠目で見て、しばらくなんの花かなと思ってました。調べても調べても分かりません。分からないはずです、蔓性の山野草でセンニンソウ、一生懸命に調べてたのは樹木でした。夏の終わり頃に、真っ白な花を一面につけてこれも綺麗です。

カモメ

昨日と同じくカモメのワンショットですが、今度のはボートの上にチョコンと片足で立って休んでます 。なんとも仕草が可愛いですね。なにかに似ているような気がしていたんですが、分かりました、それは猫です。猫が屋根の上でジーッと休んでいる姿にとても似ていると思いませんか。カモメもいろいろ種類があって、このカモメは嘴が黄色で先端に赤い斑点があります。足は薄いピンク色、羽が灰色ですのでセグロカモメのようです。

川尻

観音寺港は川尻にもなっている港ですが、そこには毎年冬になるとカモメがやってきます。ですが今年は数が少なくて、例年のような群れ飛ぶ姿が見られません。いまのところ全体の数としては３０羽から４０羽程度でしょうか。昼下がりのこの時間は羽を休めてのんびりひなたぼっこ。人が近づいても警戒する様子はなく、ちょっとだけこちらを見て、あとはしらんぷり。

灯台と釣り人

里山の紅葉が真っ盛りの季節ですが、瀬戸内も昨日から気温がグッと冷え込みました。時刻は午後３時、陽射しは柔らかく温かそうですが、風は冷たい。釣り人も頭からタオルを被っています。ときおり上げる竿、メバルかな？＜観音寺港＞