2010年10月31日日曜日

雨降りの一日


雨の中、買いものに出かけた
  
秋物の衣服を通り越して
  
いきなりの冬に備えるために。
  
行った先はなぜかスポーツショップ
  
肌着、シャツ、スラックスあれやこれや
  
みんなそこで揃える。
  
昔のように、百貨店や紳士服を扱う
  
お店へは出向かなくなった。
  
原因はそこで売られている
  
シャツの類が夏にはクール、
  
冬にはヒートで、汗に対しても
  
それぞれの気温に対しても快適な
  
ものが揃っているから。
  
特にスポーツ時に着る衣類は
  
軽くてストレッチが効いてて
  
日常生活でもとても楽なのです。
  
それにこの歳になると紳士的な服装を
  
していく場所も全くなくなってしまった。
    
ついでに若者の真似をして
  
マックでバーガーセットを注文し 
  
コーヒーを飲む。
  
周りはみんな若者たち、おしゃべりしているものも
  
いれば、図書館代わりに本とノートを
  
開いて勉強している者も何人かいる。
  
ドライブスルーする若者も次々とやってくる。
  
時代が変わって、街の姿も変わったけれど
  
いつまでも変わらないのは、気の置けない仲間と交わす
  
楽しいおしゃべりでしょうか。

2010年10月30日土曜日

お風呂


寒くなると余計にお風呂が恋しくなる
  
温泉にでも行きたいのだが
  
毎日行くわけにもいかず
  
やむなく家のお風呂で我慢する。
  
家族が風呂に入ってていつも思うことがある
  
それは、音がせず、し-んとしているとき
  
この時間があまりにも長いと
  
心配してしまう。
  
堪らずに「お~い!」「………」「おーい!」「…は~~い」
  
ホッ、なんや寝とったんかいな。
  
なんとなく、風呂場で音がしなくなると、心配で落ち着かなくなる。

2010年10月29日金曜日

夜道


夜道を走っていると
  
闇に光る目
  
タヌキ、シカ、ヤマネ
  
昼間よりも夜の方が
  
圧倒的に森の動物たちに
  
出会う機会が多い。
  
暗闇はなんとなく恐怖心を感じるが
  
彼らに出会うとホッとする。

2010年10月28日木曜日


剣山を歩くつもりで昨夜見ノ越駐車場で泊まった。
  
相方と前夜祭、彼は焼酎、わたしは酒熱燗、
  
山話をひとしきり咲かせた後、シュラフに潜り込んで寝たものの
  
夜中に寒くて何度も目が覚める。
  
しまった、やはりこの時期のシュラフは冬用じゃないと
   
駄目だわ。
  
山の上では服などを着込んで対応しよう、なんとかなるわ。
  
そう思いながらうとうと、しかし、4時過ぎに目が覚めたときは
  
雨がじゃじゃ降り、ありゃ~、天気予報は雨ではなかったのだがな。
  
台風が近づいているので前線が刺激されて
  
雨になってしまったようだ。
  
その後も雨は降り続き、止みそうにない
  
軟弱なわたしたち、登らずに帰ることにした。
  
帰路、439号線は紅葉がめちゃくちゃに綺麗で
  
ますます落ち込む、あ~あ~。

2010年10月26日火曜日

センブリ


今日も秋空にひばりの声
  
空を見上げると、30mほどの高さで
  
ひばりが舞い上がった凧のように
  
一カ所でゆらゆらとせわしなく羽ばたいている
  
ピーチクパーチク
  
いままで、秋に鳴くのを
  
気がつかなかっただけなのかな
  
だとしたら、なんとも間の抜けた話です。

2010年10月25日月曜日

キッコウハグマ


海も山も自然の姿はいつまでも
  
変わらないなどと思ってたら
  
大違い、この100年ほどの間に
  
恐ろしいほどに変わってしまった。
  
変わってない、変わるはずがない
  
という考えは何の根拠もなく
  
大変な妄想に等しい。
     
そのスピードは時代とともに
  
速くなっていて、いまや宇宙へ飛び立つロケット並み。

2010年10月24日日曜日

織田信長墓所


高野山奥の院の一隅に
  
信長の墓所があった。
  
1582年6月2日本能寺の変により自刃 享年49歳
  
傍らには信長臣従、筒井順慶の墓
  
1584年8月11日没 享年36歳
  

2010年10月23日土曜日

高野山


凛とした朝の冷気を身体に包みながら
   
御坊を巡り、その壮大さと、確固とした
  
歴史の重みに、ただただ敬服するのみ。
  
空海 835年3月21日入滅

2010年10月22日金曜日

青空高く…


わんちゃんとあぜ道をのんびり散歩
  
あれ?空の上からひばりの声が…初夏なのかい?
  
この時期にひばりが田んぼの上空で
  
鳴いているなんていうのは記憶にないが…。
  
あるんだね~。  

2010年10月18日月曜日

柿の木


里古りて 柿の木持たぬ 家もなし    芭蕉
  
古寺の 屋根に落る柿 まだ青き   むらくも

2010年10月17日日曜日

ツーリング


久方ぶりの自転車ツーリング
  
今日はまんのう公園が無料開放日
  
だったので満開のコスモスを見に行った。
  
大勢の家族連れで賑わってて、子どもさん達も大はしゃぎ。
  
色とりどりのきれいなコスモスと青空を
  
眺めながら園内をのんびり走り、ついでに
  
ビールも飲んで世間話を楽しんだ秋の気持ちいい一日でした。
    
※生憎カメラを持ち合わてなく、写真はまんのう公園とは無関係                                                 

2010年10月13日水曜日

秋の空


空気が澄んで空が爽やかだ
  
昼間は白い雲がぽっかり
  
朝、明けやらぬ空には星がまたたき  
  
その輝きに感動を覚え、そして…
  
その星を眺めながら、今は亡き人々
  
遠く疎遠になった人々を思う。

2010年10月10日日曜日

太公望


山も好いですが、
  
川の魅力にも引き込まれそうですね~。
  
のんびり竿出して、なにもかも忘れて
  
秋の日差しを背中一杯に受けて、
  
ただただひたすらに釣りをする。
  
夏にシュノーケルつけて、潜って
  
手長エビやゴリを追ったことがありますが
  
いつまでも瞼に残る想い出です。

2010年10月9日土曜日

大祭


今日から秋の大祭
  
太鼓台が朝から賑わしく、若者が 
  
大太鼓をリズム好く叩き
  
笛を喧噪に吹く。
  
街角から街角へ、エネルギーが弾け飛び、
    
五穀豊穣、平和を願って、若い声が町に響く。

2010年10月7日木曜日

蕎麦の花


蕎麦の句
  
「蕎麦はまだ花でもてなす山路かな」  芭蕉
  
「国がらや田にも咲かすそばの花」   一茶
  
  
    
里山の畦でふと足を止めると、目の前では蕎麦の花が
    
秋の日差しを受けて白く輝いていた。

2010年10月6日水曜日

地震


今日はいい天気で、気持ちよく山頂に登り
  
展望を思う存分に楽しんだ。
  
帰り道、登山道の脇に一休みするのに
  
丁度いい塩梅の岩、
  
ザックを降ろして、岩にあぐらをかいて
  
蜜柑をほおばる。
  
食べてる最中に岩がゴトゴトっと揺れた。
  
びっくりして、飲みかけのお茶を
  
まき散らし、蜜柑がはじき飛んで
  
斜面を転がって行ってしまった。
  
地震とは気づかなかった。
  
岩の下から魔物が飛び出してきたのかと
  
思いすっかり動顚してしまい、あな恐ろしや恐ろしや、
  
慌ててザックを担いで、その場を逃げ出してしまいました。
    
車に乗って、帰宅途中に、震度4の地震があったことを
 
ニュースで知った。
  
な~んだ、魔物でも山の神の怒りでもなかったが~、ホッ。
  
地震を知るまでは、正直、あの岩の下に
  
霊がいて、あぐらを掻いて座ったものだから
  
岩を揺らして、怒りをあらわにしたのかなと
  
とんでもない空想をしてしまいました。

2010年10月5日火曜日

コンパス


先日の山登りでコンパスを落としてしまったので
    
今日は買いに行ってきた。
  
わざわざ遠くにある登山ショップで買うのもどうかなと思い 
  
近くにある100円ショップを覗いてみた。
  
店員さんにコンパスありますかと尋ねると、首を傾げたので
  
磁石、続いて方位計と言ったところ、やっと通じ、案内してくれた。
  
ありました、盤が透明な素材で出来ていて
  
地図が透けて見えます。
  
予備をもう一個、値段は…はい…210円。
  
これなら十分に使えるし、落としても安心だわ。

2010年10月4日月曜日

食の秋


秋といえば松茸・サンマ・栗
  
なによりもおいしいのは新米。
  
ですが、わたしが大好きなのは柿
  
これから葉っぱが色づき、青くて堅い実が
  
どんどん大きくなり、やがて枝がたわむほどに
  
熟れた実がいっぱいなる。
  
柿を食べるとその冬は風邪を引かないと教えられ育った。
  
ところが、今年は様子が変だ
  
柿の木がやつれたような感じで
  
実がついてない。
  
猛暑の影響か、それともこの木だけが
  
実をつけてないのか?

2010年10月3日日曜日


朝から雨
  
小降りになった頃を見計らって
  
わんちゃんと散歩
  
外の景色はしっとりとして、落ち着いた風景
  
傘を差して歩くのも
  
清々しくていい、この季節ならです。

2010年10月2日土曜日

稲穂


439線、少し傾いた淡い秋の光に、金色に輝く稲穂
  
慌てて車を路肩に止めて、カメラ片手にあぜ道へ。
  
遠くでコンバインに乗って
  
収穫していた農家の方が、こちらを見て笑ってた。
  
多分、あぜ道を案山子よろしくヨタヨタ歩く姿が
   
可笑しかったのだろう。  

2010年10月1日金曜日

ハデ掛け


実りの秋に
  
439号線を駆け抜ける
  
彼岸花が豊作を祝っているかのように
  
満開でした。